1

前提・実現したいこと
ある画像の各色が何を表しているのかをカラーバーの様に棒状にして画像に加えたいと考えています(ヒートマップの凡例をつくる)。例として下記の画像を示します。この色は標高何メートルと決めて標記したいです。緑色は0~100m、オレンジ色は300~400mであったりとかいう感じです。画像は次のURLから引用しています。
https://www.gsi.go.jp/KIDS/KIDS07.html
画像の説明をここに入力

発生している問題・エラーメッセージ
初心者で大変申し訳ないですが、この表し方が分かりません。調査した結果、カラーバーとは自分がカラーマップを作成しそれを利用して作るといったものだと理解しています。上記の画像にある自分が表したい色を用いたカラーマップを自作する必要があるのか、はたまた画像の色を読み取りそれをカラーバーの様に表す事が出来るのかが分からない状態です。試しに任意で等高線を作り、カラーバーを表示してみました。この等高線の様に上記の画像を基に、カラーバーの軸を0、100、200、300、400・・・の様にしたいです。エラーメッセージは出ませんでした。

該当のソースコード
任意の等高線とそのカラーバーを作ったソースコードを示します。しかしこれはあくまでこの様な等高線のカラーバーはこの様に表したいというイメージであり、実際に私が求めるのは上記のURLにある画像の色をカラーバーの様に表したいという事です。

import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np


# データを作成する。
def f(x, y):
    return np.sin(x) ** 10 + np.cos(10 + y * x) * np.cos(x)


x = np.linspace(0, 5, 50)
y = np.linspace(0, 5, 40)
X, Y = np.meshgrid(x, y)
Z = f(X, Y)

# 等高線を作成する。
fig, ax = plt.subplots()
c = ax.contourf(X, Y, Z, 20, cmap="jet")
fig.colorbar(c)

plt.show()

出力は以下の様です。
画像の説明をここに入力

試したこと
調査した結果、カラーバーとは自分がカラーマップを作成しそれを利用して作るといったものだと理解しています。上記の画像にある自分が表したい色を用いたカラーマップを自作する必要があるのか、はたまた画像の色を読み取りそれをカラーバーの様に表す事が出来るのかが分からない状態です。とりあえずイメージを考えたいとの事で、任意の等高線とカラーバーを作成しました。

補足情報(FW/ツールのバージョンなど)
言語:Python
環境:Windows10
ブラウザ:Google chrome(Google Colaboratory)
*ノートパソコンです。全て最新バージョンです。プログラミング中はcolab以外のタブ、アプリは開いていません。
*急ぎの内容の為、以下のサイトでも同様の質問をさせていただいています。他サイトで解決した場合、こちらでも明記します。

https://teratail.com/questions/361494

2

2 件の回答 2

2

以下は回答ではなく調査報告の様なものですが、何らかの参考にはなるかもしれません。

まず、対象の画像に関してですが、含まれている色数を調べてみます。

$ identify -format '%k\n' 000137042.png                                                         
5493

$ identify -verbose 000137042.png
  Format: PNG (Portable Network Graphics)
  Colorspace: sRGB
  Type: TrueColor
  Depth: 8-bit
  Channel depth:
    red: 8-bit
    green: 8-bit
    blue: 8-bit
       :

結果は 5493 色ですが、これは TrueColor(24 bit color)であるのと、おそらくは紙の書籍からスキャンされた画像なのではないかと推測します。それでは 512 色に減色して color bar を作成してみます。

$ convert \( 000137042.png -colors 512 \) \
      \( -size x50 xc:white \) \
      \( \
         -size 2x25 \
         $(convert 000137042.png -colors 512 -format %c histogram:info:- |
           awk '{printf "xc:%s ", $3}') +append  \
      \) \
    -append colorbar-512.png

colorbar-512

これでは意味(意義)がありませんね。。。

次に量子化の粒度(離散化の程度)を変更してみます。

f=000137042.png
w=$(identify -format '%w' $f)
for c in 8 12 16
do
  convert \( $f -colors $c \) \
          \( -size x50 xc:white \) \
          \( \
             -size $((w/c))x25 -bordercolor black -border 1x1 \
             $(convert $f -colors $c -format %c histogram:info:- |
               sort -nr -k1,1 | awk '{printf "xc:%s ", $3}') +append  \
          \) \
        -append colorbar-${c}.png
done
8色に減色

color-8

12色に減色

color-12

16色に減色

color-16

8色や12色では量子化の粒度が粗すぎて部分的に色が変化してしまっている事が判るかと思います。結果として、この画像に対しては16の異なる「色」が最低限必要なのでしょう。

では、この後どうするのかという事ですが、対象の画像ではバックグラウンドが白(white)で、annotation の文字列は黒(black)に近いので、「色の距離」(color distance)を計算して、前述の16色から黒や白色に「近い」色を除外して、なおかつ histogram の大きい順に色を選んで行く、といったところでしょうか(適切な結果は得られませんでしたが)。

2
  • 先日のコメントに加えて、これだけの報告ありがとうございます。下の方の回答と合わせて私の方でも考察してみたいと思います。質問内容について解決しましたら、又通知させてもらいます。
    – Vamos
    2021年9月28日 8:42
  • 1
    無事解決致しました。貴方のコメントに感謝申し上げます。又直接回答といいう訳でもないのに、これだけ親切かつ有益性の高い回答をして頂きありがとうございました。この様な回答は質問サイトでは初めてでした。
    – Vamos
    2021年10月1日 4:35
1

ご質問の意図は「既存の画像を使用する(つまり図形や色の変更はできない)」「各色の意味をカラーバーで表示する」ものと読み取りました。
上記の前提では等高線図を差し替えると図形や色が変更になるので、pythonを使って画像から標高ごとに色を特定しようとすると、おそらく「泥臭いコード」になります。
(特定ピクセルからRGB値を読み取ってカラーバーに反映する処理を自動化するロジックは、色を読み取るピクセルの座標設定などが不可能ではありませんが困難です)

そのため下記のご質問の回答は、「読み込む画像の生成ロジックや仕様が明示されていれば実現可能ですが、ご質問から読み取れなかったので自作する方が現実的です」となります。

上記の画像にある自分が表したい色を用いたカラーマップを自作する必要があるのか、はたまた画像の色を読み取りそれをカラーバーの様に表す事が出来るのかが分からない状態です。

現実的な案として、あらかじめ各色の値を画像編集ソフトで読み取っておき、決め打ちで値を指定するサンプルコードをおいておきます。

サンプルコード

from PIL import Image
import matplotlib as mpl
import matplotlib.pyplot as plt

# 画像の色を指定する
cmap = mpl.colors.ListedColormap(['#00ff00', '#ccff66', '#ffcc66', '#ff9900', '#ff6600'])
# 不連続なカラーバーを作成する
bounds = [b for b in range(0, 501, 100)]
norm = mpl.colors.BoundaryNorm(bounds, cmap.N)

# カレントディレクトリの地形画像を読み込む
with Image.open("000137042.png") as img:
    plt.imshow(img, cmap=cmap, norm=norm)
    cbar = plt.colorbar()
    # カラーバーの目盛(0,100,200,300,400 over)を指定する
    cbar.ax.set_yticklabels(['0','100','200','300', '400 over', ''])
    plt.show()

出力結果

出力イメージ

参考資料

6
  • 1
    500 が抜けているので4色になってますね。bounds = [b for b in range(0, 501, 100)]
    – metropolis
    2021年9月27日 3:10
  • ご指摘ありがとうございます。修正の上カラーマップのラベルをカスタムするコードを追加しました。
    – payaneco
    2021年9月27日 4:20
  • @payaneco 質問の意図についてはその通りで大丈夫です。早速確認いたします。解決致しましたらご連絡します。
    – Vamos
    2021年9月27日 6:57
  • @metropolis ご指摘ありがとうございます。それも踏まえて私も確認します。
    – Vamos
    2021年9月27日 6:59
  • 回答が分かりにくかったので、別サイトのやり取りをふまえて加筆訂正しました。
    – payaneco
    2021年9月27日 8:52

この質問に回答するには、ログインする必要があります。

求めていた回答ではありませんか? のタグが付いた他の質問を参照する。