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自己署名したサーバ証明書を使ってサーバを運用しています。
サーバ証明書をクライアントの「信頼されたルート証明機関」にインポートすることで、クライアントからブラウザ(Chrome)でHTTPSアクセスしたときに、以下のエラーが表示されないようにしたいと考えています。

この接続ではプライバシーが保護されません
{IPアドレス}では、悪意のあるユーザーによって、パスワード、メッセージ、クレジットカードなどの情報が盗まれる可能性があります。詳細
NET::ERR_CERT_AUTHORITY_INVALID

クライアントがWindowsの場合、サーバ証明書(.crt)をダブルクリックし、証明書ストアとして「信頼されたルート証明機関」を選択してインポートすることでエラーが表示されなくなりました。

しかし、クライアントがCentOS7の場合、以下の手順でインポートしてもエラーのままです。
1./etc/pki/ca-trust/source/anchors/ にサーバ証明書(.crt)を置く
2.sudo update-ca-trust extract を実行

対応方法をご存じでしたら、ご教示いただけませんでしょうか?

なお、sudo trust list で確認すると、該当の証明書のcategoryが「other-entry」となっており、他の証明書は「authority」となっているのが気になるのですが、「authority」に変更する方法が分かっておりません。

【環境】
サーバはCentOS7、Webサーバはapache2.4です。
秘密鍵、自己署名証明書の作成はopensslの以下のコマンドで行っています。

sudo openssl genrsa -out mycert.key 2048
sudo openssl req -new -sha256 -key mycert.key -out mycert.csr
sudo openssl x509 -req -sha256 -days 3650 -signkey mycert.key -in mycert.csr -out mycert.crt -extfile subjectAltName.txt
※subjectAltName.txtには、subjectAltName = IP:{サーバのIPアドレス} が書いてあります。

2 件の回答 2

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なお、sudo trust list で確認すると、該当の証明書のcategoryが「other-entry」となっており、他の証明書は「authority」となっているのが気になるのですが、「authority」に変更する方法が分かっておりません。

自己署名証明書が「CA:FALSE」で作成されているのだと思います。
以下の手順になると思います。

1. 独自 CA 作成
2. サーバー証明書作成 (Issuer が 1. の独自 CA)
3. CA の証明書(「CA:TRUE」)を update-ca-trust で登録
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  • ご回答いただいた手順で、CAを作成し、CA証明書を「authority」に登録することでChromeのエラーも解消しました。どうもありがとうございました。 ※CAなしの自己署名サーバ証明書は、CentOSで「authority」に入れることはできないということですね。Windowsでは「信頼されたルート証明機関」に入れられたので同様に行ってしまいました。
    – janjan
    2021年9月15日 23:24
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ご希望の回答ではないです

自己認証局が発行した自己署名証明書を他人に使わせる、というか、使ってもいいよと断言することは PKI システムの根幹を揺るがす論外な行為です。お客様=クライアントは「オレオレルート証明書はインポートして使うものだ」と @janjan から教育されたから、他の無関係な=悪意のあるオレオレルート証明書をインポートした、なんて場合に責任取れますか?

今どきは Let's Encrypt のような無料で使える「信頼された認証局」もありますし、鯖缶の勉強目的以外で自己署名証明書をブラウザにインポートすることはありえません。特にお客様にそういうことを強いるのはセキュリティ教育的に絶対却下です。

ぜひ信頼された認証局から(たとえ有償であっても)正規の証明書を入手して運用してください。自分の身を守るためにも。

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  • アドバイスをありがとうございます。Let's Encryptを検討します。
    – janjan
    2021年9月15日 23:28

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