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LaTeXを使って「有理数、無理数は実数に含まれる」という形を波括弧を使って表したいと考えています。

つまり以下のアスキーアートを画像のような形で表したいのですが、都合よく左大波括弧だけを出力する方法がわからず悩んでいます。

     / 有理数
実数 -|
     \ 無理数 

画像の説明をここに入力

試してみたこと

【LaTeX】括弧類のかき方一覧と大きさの変更方法まとめ を参考に

実数\biggm {
有理数\\
無理数\\

と感覚で試してみましたが効果なしで、同じ試みをしているページも見つからず、途方に暮れています。

まとめると

  • 有理数、無理数のような2項が1つの集合に含まれるという意味で波括弧を使いたい

お時間をいただき感謝します。

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3 件の回答 3

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以下ページの一覧にある「{ による場合わけ表示」が当てはまりそうです。

http://www1.kiy.jp/~yoka/LaTeX/latex.html

記述例:

\begin{equation}
f(x)= \left \{
\begin{array}{l}
1 (x=1のとき) \\
0 (x≠1のとき)
\end{array}
\right.
\end{equation}

表示例:
画像の説明をここに入力

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一番簡単なのは、amsmathパッケージのcases環境を使うことだと思われます。

\documentclass{article}

\usepackage{amsmath}

\begin{document}

\begin{equation}
  f(x) =
  \begin{cases}
      x & \text{if $x \ge 0$}, \\
    - x & \text{if $x < 0 $}.
  \end{cases}
\end{equation}

\end{document}

Example

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\biggmなどm付き(middleの頭文字でしょう)のコマンドは、関係演算子用のものです。具体的な利用例としては、集合の内包表記や条件付き確率を表す際の\mid等に前置するケースが挙げられます。ご質問の場合わけの大きな開きブレースは、あくまで開きカッコ類なのでl付きのコマンドを用いるか、\leftによる自動制御を用いるのが正しいと思います。cubickさんの回答にあるように、実際には開きカッコ類のみを印字して、閉じカッコ類を出力しない場合は、\rightに続けてドット.を打つことになっています。


\left\{ / \right.による方法とamsmathのcases環境を使う方法がすでに示されていますが、網羅性のため別解としてcasesパッケージが提供するnumcases環境を使う方法も示しておきます。

\documentclass{jsarticle}
\usepackage{cases}
\begin{document}

\begin{numcases}{|a| =}
a & ($a\geq 0$のとき) \\
-a & ($a<0$のとき)
\end{numcases}

\end{document}

cases環境と違い、numcasesでは場合わけの各行に個別の式番号が付与されます。また、各行の条件部(&より後ろ)は非数式のテキストとして扱われる点に注意してください。

numcases環境を使用した場合の出力例

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