先のお二方の回答の方が正しいと思われますが、そこを敢えて何かするとしたら。
バッチファイルやスクリプトファイルならば、そのファイル自身が何処に移動しても、その時点での絶対パスを取得する方法があり、親フォルダーのパスを取得することもできます。
バッチファイル
How to get windows batch's parent folder
こちらの答えの方です
for %%I in ("%~dp0.") do for %%J in ("%%~dpI.") do set ParentFolderName=%%~dpnxJ
echo %ParentFolderName%
バッチファイルの中に以下の行があるので:
set VIRTUAL_ENV=C:¥仮想環境パス
それをこちらに変更すれば良いでしょう。
for %%I in ("%~dp0.") do for %%J in ("%%~dpI.") do set VIRTUAL_ENV=%%~dpnxJ
PowerShellスクリプト
PowerShell で親フォルダーの「フォルダー名」を取得する
親フォルダーのパスを取得する
$parentDir = Split-Path $commandPath -Parent
Write-Output $parentDir
PowerShellスクリプトの方は、何を変えれば良いのか分かりませんが、実は変えなくても外から指定できるのかもしれません。
スクリプトの中に以下のようなコメント記述があります。
.Example
Activate.ps1 -VenvDir C:\Users\MyUser\Common\.venv
Activates the Python virtual environment located in the specified location.
シェルスクリプト
シェルで実行スクリプトの親ディレクトリへ確実に移動する(bash/zsh/ash パレント ・ディレクトリの取得とスペース入りのパスの場合)
スクリプトのパレント(親)ディレクトリの絶対パス取得(スペース入り対応)
PATH_DIR_PARENT="$(dirname "$(cd "$(dirname "${BASH_SOURCE:-$0}")" && pwd)")"
echo "$PATH_DIR_PARENT"
シェルスクリプトの中に以下の行があるので:
VIRTUAL_ENV=仮想環境パス
それをこちらに変更すれば良いでしょう。
VIRTUAL_ENV="$(dirname "$(cd "$(dirname "${BASH_SOURCE:-$0}")" && pwd)")"
pyvenv.cfg
については、以下のような説明になっているので、PYTHONHOME
という環境変数を設定しておけば無視されるのでは?
あるいはClone後プロジェクトの環境設定スクリプトを別途作っておいて、その中でpyvenv.cfg
のhome
を設定してみるとか。
venv --- 仮想環境の作成
仮想環境 を作成するには venv コマンドを実行します:
python3 -m venv /path/to/new/virtual/environment
このコマンドを実行すると、ターゲットディレクトリ (および必要なだけの親ディレクトリ) が作成され、その中にpyvenv.cfg
ファイルが置かれます。 そのファイルのhome
キーはこのコマンドを呼び出した Python のインストール場所を指します (よく使われるターゲットディレクトリの名前は.venv
です)。
3.9. モジュールの検索
メインの実行ファイルと同じ場所か一つ上のディレクトリにpyvenv.cfg
がある場合、以下の異なった規則が適用されます:
- PYTHONHOME が設定されておらず、
home
が絶対パスの場合、home 推定の際メインの実行ファイルから推定するのではなくこのパスを使います。