質問者氏から仕様が出てこないので勝手に決めるの心
- シングルバイトの A-Z
と a-z
をカエサル暗号処理する -- ここは設問にて提示されている
- それ以外の文字が現れたら無変換 -- 設問にないので勝手に決めた
- Z
の次は A
(z
と a
も同様) -- 設問にないので勝手に決めた
- A
の前は Z
(a
と z
も同様) -- 設問にないので勝手に決めた
普通はプログラムを書く前にこういう「仕様」を定めないと何を書いていいかわからないはず。「仕様」は設問にあるところより、設問に書かれていないところに関して決めなきゃならないあたりが難しいんだろう。っていうかたぶん質問者氏は「自分が何をしたいか」「何をしないといけないのか」を整理する前にコードを書いているのだと思われる。そのままだとゴールが無いのに走り出しているようなもので、どこで終わらせて良いのかわからない=永遠に終わらないってことっス。それでは楽しくないと思うぞ。案件分析→仕様策定なしにコードを書かないほうがいい。コード書いている最中に「これはどうすればいいんだろう」と疑問に思うことがあったら、それは仕様が不足しているってこと。
あと c では「代入」はそこを通過するときにその時の値で計算をするという意味で、事前に恒等式を定義しているという意味ではないっス。
オイラのサンプル提供してみる。今回も EBCDIK 対応の厳密規格合致を狙ってみた。あえて出題通りの実装としない、かつコメント0としておくっス。各処理が何を意図しているのかを読み取って、設問にばっちり合致するプログラムを解説コメント付きでアップしてくれるとうれしい。
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>
int rotate(const char* suite, char letter, int difference) {
const char* p=strchr(suite, letter);
if (p==0) return EOF;
ptrdiff_t offset=p-suite;
offset+=difference;
offset%=26;
return suite[offset];
}
void caesar(char* plain, int difference) {
for (char letter; letter=*plain; ++plain) {
int cipher;
cipher=rotate("ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ", letter, difference);
if (cipher!=EOF) { *plain=cipher; continue; }
cipher=rotate("abcdefghijklmnopqrstuvwxyz", letter, difference);
if (cipher!=EOF) { *plain=cipher; continue; }
}
}
int main(int argc, char* argv[]) {
if (argc<2) return 0;
++argv;
int difference=strtol(*argv, 0, 0)%26;
if (difference<0) difference=26+difference;
for (++argv; *argv; ++argv) {
caesar(*argv, difference);
puts(*argv);
}
return 0;
}
んで実行結果も提供してみる。暗号化と復号が同一のプログラムでできていることがわかる。
$ ./caesar 3 z9m9z
c9p9c
$ ./caesar -3 c9p9c
z9m9z
$
Z
の次は大文字のA
なのか小文字のa
なのか考えていますか? 小文字のz
の次が小文字のa
なら、Z
の次はA
でしょうけれども、そのことが明確にされている訳ではないですよね。C program "Caesar cipher"
で検索して(大量にヒットします)、それらを参考にすると宜しいかと。