普通にOOPのアプローチが使えますので、例えばコントローラであればプロジェクト用のベースクラスを作り、そこにユーティリティメソッドを実装する方法があります。Standard Editionの標準のコントローラの場合はFrameworkBundleのControllerクラスを継承していますから、この継承階層の間に1つ、プロジェクト用のコントローラを挟む形になります。
// src/AppBundle/Controller/BaseController.php
use Symfony\Bundle\FrameworkBundle\Controller\Controller;
/**
* プロジェクト用ベースコントローラ
*/
class BaseController extends Controller
{
/**
* ユーティリティメソッド
*/
public function someUtilityMethod($foo)
{
...
// src/AppBundle/Controller/FooController.php
/**
* 個々のコントローラ
*/
class FooController extends BaseController
{
public function indexAction($bar)
{
// ベースクラスのユーティリティメソッド呼び出し
$this->someUtilityMethod($bar);
注意点としまして、このアプローチだと手軽さのために、あらゆるものをBaseControllerに実装しがちになり、そこがウィークポイントになってしまいます。機能はできるだけ別のクラスにサービスとして実装し、利用するコントローラ側で明示的に取得するようにしておく方が、後々の管理等しやすいです。