箱で考えるFunctor、ApplicativeそしてMonad - Qiita に
Maybeの定義が載っていました。
class Monad m where
(>>=) :: m a -> (a -> m b) -> m b
そして
Functors, Applicative Functors and Monoids - Learn You a Haskell for Great Good! に
Functorの定義が載っていました。
class Functor f where
fmap :: (a -> b) -> f a -> f b
このm
やf
が何をさしているのかわかりません。
以前した質問で 私は Changeable
という type class を実装してみました。
今回の質問に必要なところを再掲します。
data Color = Red | Green
class Changeable a where
change :: a -> a
instance Changeable Color where
change Red = Green
change Green = Red
上記のように Color型
を作って、change
関数によって RedならGreenに入れかえ、GreenならRedに入れ替えるというプログラムになっています。
ここで Monad とまったく同じ形をした MyMonad というのを使って感覚をつかもうとしました。
class MyMonad m where
(>>>) :: m a -> (a -> m b) -> m b
まず上記のように書いて、次に Color に適合(これはSwiftでProtocolを実装するときに使う単語です。Haskellではなんというのか知らないので知っていたら教えてほしいです)してみようとしました。
instance MyMonad Color where
>>>
ここまで書いてみて手がとまってしまいました。
箱で考えるFunctor、ApplicativeそしてMonad - Qiita を見てみると Monad を Maybe に適合させた書き方は下記になっていました。
instance Monad Maybe where
Nothing >>= func = Nothing
Just val >>= func = func val
Nothing
と Just
が >>=
の左側に書かれています! ちょっと instance Changeable
の応用で書けそうにありませんでした。
class Changeable a where
change :: a -> a
の場合は a
は Color に適合した場合 Color
を表すことになると思うのですが、 class Functor f
のf
やclass MyMonad m
の m
はどのように解釈したらいいのでしょうか? そしてこれらを適合させている instance
の記法は一体どういう仕組になっているのでしょうか?
もしかしたら Color型
ではなくて、こちらで質問したときに使った自前のMaybeぽいものMayNull型
のほうが、回答を得やすいかもしれないので、本質問に再掲します。
data MayNull a = Have a | Null deriving Show
必要そうであれば、Color型
にMyMonad
を適合するのではなく、MayNull型
に適合する形で使用していただけると私の理解が深まるかもしれないので助かります。
ちなみに使い方はわかっているつもりです。
hoge = Just 1 -- Justにラップされた1をhogeに代入
inc x = x + 1 -- xを受け取り+1して返す関数
incWrapedJust x = Just(x + 1) -- xを受け取り+1してJustでラップして返す関数
hoge >>= incWrapedJust -- hogeをアンラップしたものを引数として使ってJustで返す
inc <$> hoge -- incはJustを受け取れないかつJustを返せないけどJustを渡せるしJustで返せる