ESP32用のプログラムを作っているのですが、ある関数を組み込むとフルビルドが通らないため、フルビルドになるときはマクロで一度その関数をビルドしないようにしてから再度ビルドし直すというようなことをしています。
面倒なのでこの様な方法はとらずに一度で全部終わらせたいのですが、何かわからないでしょうか。
どの関数が、というところまではわかったのですが
- クラス内のメンバ関数をイベント受け取り用のコールバック関数にしようとして出来なかったので
- 通常の関数でラップしたラップ関数を作り、そのラップ関数の中でそのクラスのメンバ関数をコールする
ということをしているだけなのですが・・・
そのためフルビルドするときは以下の手順で実施しています。
#define BUILD_ALL
をコメントにしてフルビルド- 上記のコメントを外してビルド
現象としては こちらの 現象と同じような感じで、ビルドの最後の直前の libFrameworkArduino.a でずっと固まったままになります。
コンパイラは xtensa-esp32-elf-gcc.exe
を使われています。
オプションについては以下の内容が使用されていました。-Wno-unknown-pragmas
はこちらで教えていただいたオプションを入れたものです。
"intelliSenseMode": "clang-x64",
"cStandard": "c99",
"cppStandard": "c++11",
"compilerPath": "C:/Users/chiro/.platformio/packages/[email protected]/bin/xtensa-esp32-elf-gcc.exe",
"compilerArgs": [
"-mlongcalls",
"-Wno-unknown-pragmas",
""
関連するソースコード
main.cppの該当箇所
static OtherClass obj1;
static EventPutClass obj2;
void setup()
{
...
#ifdef BUILD_ALL
SetOtherClass(obj1);
obj2->SetCallBack(SetWrapper);
//! @todo ここにコールバックを延々と登録していく
#endif
...
}
ヘッダ
#pragma once
#include "./def/defA.h"
#include "./XXXX/YYYY.h"
//★★★★フルビルドの時は一度コメントにしてフルビルドを通してから、コメントを外して再度ビルド
//#define BUILD_ALL //!< ビルドが通らないときは、この定数を一度コメントにする
//★★★★main.cppにもBUILD_ALLで該当箇所をifdefで囲っておくこと
#ifdef BUILD_ALL
void SetOtherClass(OtherClass *cObj);
void SetWrapper(ushort usStat);
#endif
関数群のあるソース
#include <Arduino.h>
#include "header.h"
#ifdef BUILD_ALL
static OtherClass *_cObj;
void SetOtherClass(OtherClass *cObj)
{
_cObj = cObj;
}
//!< @name ラッパ関数群
//!< @details 本当はクラスのメンバ関数をコールバックにしたかったが、C++の仕様上出来ないので通常の関数でラップする
// @{
/**
* @brief OrderFunctionをラップする関数
*
* @param usStat
*/
void SetWrapper(ushort usStat)
{
Serial.printf("ラップ関数[%d]\n",usStat);
_cObj->OrderFunction(usStat);//★この関数をラップしてるだけ
}
/// @}