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以下のような抽象クラス Interface1, Interface2 があります。

class Interface1
{
public:
    virtual void Function() = 0;
};

class Interface2
{
public:
    virtual void Function() = 0;
};

これら2つの抽象クラスを多重継承するクラス Implementation があります。

class Implementation :
    public Interface1,
    public Interface2
{
    // Interface1 としての Function() の振る舞いを実装したい

    // Interface2 としての Function() 振る舞いを実装したい
}

Implementation のコメントの通り、Interface1::Function() と Interaface2::Function() にそれぞれ異なる実装を与える方法はありますでしょうか?

例えば、Interface1, Interaface2 は以下のように使われます。

template<typename T>
class InterfaceCaller
{
public:
    void Register(T* pInterface)
    {
        m_List.push_back(pInterface);
    }

    void Call()
    {
        for(auto& interface : m_List)
        {
            interface->Function();
        }
    }
private:
    std::vector<T*> m_List;
};

InterfaceCaller<Interface1>::Register(Implementation); としたとき、InterfaceCaller<Interface1>::Call() では、「Interface1 としての Function() の振る舞い」が呼ばれるようにしたいです。

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抽象クラスInterface1, Interface2に手を入れられない場合、クラス継承関係に中間層を設ける方法が考えられます。

下記コードではProxyInterface1クラスによってInterface1::FunctionFunction1に、ProxyInterface2によってInterface2::FunctionFunction2に処理委譲し、個別にオーバーライド可能としています。
ProxyクラスのFunctionオーバーライドではfinal指定を行うことで、Implementation::Functionで再度オーバーライドされるミスを防いでいます。

class Interface1
{
public:
    virtual void Function() = 0;
};

class Interface2
{
public:
    virtual void Function() = 0;
};

class ProxyInterface1 : public Interface1
{
    virtual void Function() override final { Function1(); }
    virtual void Function1() = 0;
};

class ProxyInterface2 : public Interface2
{
    virtual void Function() override final { Function2(); }
    virtual void Function2() = 0;
};

class Implementation :
    public ProxyInterface1,
    public ProxyInterface2
{
    virtual void Function1() override { std::cout << "Interface1::Function\n"; }
    virtual void Function2() override { std::cout << "Interface2::Function\n"; }
};

https://wandbox.org/permlink/jKvkWFYrN2PKmtb6

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  • ありがごうございます。ずばり頂いた回答で問題を解決できそうです。 final 指定はご指摘いただかなければ抜けてしまっていたと思います。 – neokoji 20年7月13日 23:09
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Visual C++の場合、明示的なオーバーライドという機能が提供されていて、メンバー関数名にクラス名を付与できます。

class Implementation :
    public Interface1,
    public Interface2
{
    // Interface1 としての Function() の振る舞いを実装したい
    void Interface1::Function() override {
        std::cout << "Interface1::Function\n";
    }

    // Interface2 としての Function() 振る舞いを実装したい
    void Interface2::Function() override {
        std::cout << "Interface2::Function\n";
    }
};

.NET Runtime仕様としてこのような継承が認められているため、それを実現するためにVisual C++コンパイラにも実装されており、その際、非.NET環境にも同様に記述できるように言語拡張されているようです。

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  • 回答ありがとうございます。 VC++ だとこの方法で名前解決できるのですね。 明記しておらず申し訳ないのですが、残念ながらコンパイラ拡張に依存することができないため、この方法を採用することはできませんでした。 余談ですが、こういう場面ってままありそうなんですが、コンパイラ拡張なんですね…。言語仕様には取り込まれないんだろうか。 – neokoji 20年7月13日 23:14

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