データベースに schema_migration というテーブルが造られて
成功したマイグレーションファイルの数字の部分(YYYYMMDDHHMMSS)が記憶されていて
db/migrate ディレクトリと比較して未実行のマイグレーションを検出してます
なので
一度適用した MigrationFile を削除した(してしまった場合)
何も起きません
DB側にのみ履歴が存在しますが特にエラーにもなりません
データベースの構築に使われていない MigrationFile が db/migrations にまぎれこんでいた場合
履歴にないので当然実行されます
db:migrate, db:reset, db:setup, db:migrate:reset は、それぞれどのようにふるまっていますか?
その前に schema.rb というのがあってはマイグレーションが成功したときに更新されます
最後に成功したスキーマダンプファイルのようなものですね
db:migrate
DB の状態を正として未実行のマイグレーションファイルだけを適用します
すでに適用済みのマイグレーションファイルを変更していても反映されません
db:migrate:reset
マイグレーションを正として
すべてのテーブルをドロップしてマイグレーションをすべて再実行します
この2つはマイグレーションファイルのみを見ていて schema.rb はみません(更新はします)
db:reset
schema.rb を正として
すべてのテーブルをドロップして schema.rb の状態にテーブルを再作成します
db:setup
最初にしか使ったことがなくて自信がないんですが
データベース作成スキーマ変更シードデータ投入だけ行うんだと思います
既にDBが作成されてる場合エラーで止まるのかスキーマ更新をやるのかわからないですが
この2つはマイグレーションは見ずに schema.rb だけを参照します
基本的にどこか1つの環境にでも実行したマイグレーションファイルは変更してはいけない
スキーマを変更したいときは修正マイグレーションを作る
という運用さえ守ってれば初回 setup とあと db:migrate だけでおかしなことはおきないはずです
https://qiita.com/kenkentarou/items/9d2dd0d032f530311d2a
こちらによると
db:migrate:reset = db:drop + db:migrate
db:reset = db:drop + db:setup
db:setup = db:create + db:schema:load + db:seed
ということみたいです
https://qiita.com/katsuyan/items/59afccf9d0def886e8b3
db:schema:load は force:true をつけると drop and create
つけなければ create だけですでに存在する場合は already exist エラーになるようです
なのでやはり db:migrate 以外でスキーマ変更をすると
テーブル再作成になってレコードも消えるので注意