いただいたコメントの内容から、
Enemy
を別クラスとしたのは コードを綺麗にしたいと考え、Nodeの情報をまとめようと考えて のこと
SKScene
のサブクラスにしたのは、addChild(_:)
メソッドを使いたかったから
と言うことだと解釈しました。
Nodeの情報をまとめ るのであれば、別質問であったような、SKSpriteNode
のサブクラスとするのはいかがでしょうか?
コメントに書いた「別のSKScene
のインスタンスを作って、そのなかでaddChild
のようなメソッドを呼んでも、画面に表示されることはありません」というのを解決する方法ですが、addChild
はSKScene
の公開メソッドなので、「あるSKSceneが
(今の場合GameScene
)表示されているとき」そのインスタンスそのものを引数として渡してやれば、addChild(_:)
メソッドを呼ぶことができます。(別のインスタンスを作ってはいけない。)
class EnemyNode: SKSpriteNode {
static let enemy = EnemyNode(imageNamed: "enemy")!
static func addEnemy(to scene: SKScene) {
let enemyNode = EnemyNode.enemy
enemyNode.position = CGPoint(x: 0, y: 0)
enemyNode.size = CGSize(width: 50, height: 50)
enemyNode.zPosition = 1.0
scene.addChild(enemyNode)
}
}
GameScene
の側では、こんなふうに使います。
class GameScene: SKScene, SKPhysicsContactDelegate {
override func didMove(to view: SKView) {
EnemyNode.addEnemy(to: self) //<- `self`が表示されている`SKScene`のインスタンスそのものを表す
}
}
上記の方法だとstatic変数EnemyNode.enemy
にEnemyNode
のインスタンスを保持しているので、アプリ全体で1個だけEnemyNode
が存在する場合にしか使えません。
EnemyNode
が複数になる場合のことを考えたら、こうした方が良いかもしれません。
class EnemyNode: SKSpriteNode {
//このメソッドの中で毎回`EnemyNode`のインスタンスを作成する
static func addEnemy(to scene: SKScene) -> EnemyNode {
let enemyNode = EnemyNode(imageNamed: "enemy")
enemyNode.position = CGPoint(x: 0, y: 0)
enemyNode.size = CGSize(width: 50, height: 50)
enemyNode.zPosition = 1.0
scene.addChild(enemyNode)
//作成したインスタンスを戻り値として返す
return enemyNode
}
}
呼び出す方のGameScene
の側は、
var enemyNode: EnemyNode?
override func didMove(to view: SKView) {
enemyNode = EnemyNode.addEnemy(to: self)
//...
}
どちらかのやり方を取り入れられそうであれば、試してみてください。
SKScene
が(今の場合GameScene
)表示されているときに、別のSKScene
(Enemy
)のインスタンスを作って、そのなかでaddChild
のようなメソッドを呼んでも、画面に表示されることはありません。なんのために別クラスを作ったのか、なぜそれがSKScene
のサブクラスでなければいけなかったのか、そのクラスを他にどのように使っているのか、などがわかれば、回答と言えるようなことが書けるかもしれません。