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Ruby の JSON モジュールには JSON を読み込むためのメソッドとして load と parse が用意されています。

両者は用途が殆ど同じように見えるのですが、何かしら大事な挙動の違いや使い分けがあるのでしょうか? 「こういうときはこちらを使った方が良い」というのはありますか? パッと見では load の方が高機能に見えるのですが parse は何のために用意されたのでしょうか。

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  • 同じ質問が本家stackoverflowにもありました。複数の回答に要点が分散してしまっている感じなんで、どなたか日本語でまとめた回答を作成してくれないですかね。 – OOPer 5月15日 2:33
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JSON.load は内部で JSON.parse を利用しています。そして、それぞれは目的が違います。

JSON.parse は、JSON文字列に対して、それを ruby の組み込み型で読み込むことを目的に実装されています。その挙動は、資料に依れば、基本的には RFC 4627準拠の読み込み動作を行います。(例: NaN や Infinity は rfc に規定されていないので、読み込みエラーになる。これを Float::NaN などで読み込むためには、 allow_nan: true を指定する)

JSON.load は、もう少し汎用的なことを目的としていて、「ruby 的なオブジェクトを読み込む」ことができるように設計されています。具体的には、string だけではなく IO オブジェクトを引数にとったり、第2引数で proc を指定して任意の微調整を行えるようにしたり、 create_additions な規約に従い、 Hash ではなく任意の ruby オブジェクトを読み込みしたり、です。(その実、 create_additionsJSON.parse でも可能ですが、しかしデフォルトオプションでは off になっています)

class Foo
  def initialize(attrs)
    @attrs = attrs
  end

  def self.json_creatable?
    true
  end

  def self.json_create(attributes)
    new(attributes.reject { |k| k == 'json_class' })
  end
end

JSON.load('{"json_class": "Foo", "bar": "piyo", "hoge": "fuga"}')
# => #<Foo:0x00007fd3811f50c0 @attrs={"bar"=>"piyo", "hoge"=>"fuga"}>

また、セキュリティ的な観点でも違いがあります。 JSON.parse は例えば JSON での api 通信の読み込みにも使いうるように実装されており、そのために、何も考えずに任意の JSON をパースしても危険じゃないように、もろもろの設定値がデフォルトに設定されています。一方、 JSON.load は主にシリアライズ・デシリアライズが主目的のため、プログラマにとっての利便性が優先されています。(信用できないデータはデシリアライズしては、そもそもいけないよね、という原則論があるような気がします)

具体的に、このように JSON.parseJSON.load でデフォルトが異なっているオプションには、 create_additions, allow_nan, max_nesting があります。


参考: https://stackoverflow.com/q/17226402/3090068

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