バケツソート(Bucket Sort)の平均計算量はO(n)ですが、もしデータが均一に分布してない場合、最悪計算量はO(n^2)になってしまいます。しかし、その場合他のアルゴリズムと組み合わせることによって計算量は改善できるのでしょうか?
教科書からの問題なのですが、二分探索を使用できるというヒントを与えられました。しかし、二分探索を使用する意味がよくわかりません。Merge Sortを組み合わせたならO(nlogn)まで削減できますが、その他の方法が思いつきません。なにかアイデアを共有していただけると嬉しいです。
バケツソート
ref: Algorithm Introduction, MIT Press
擬似コードへの入力は要素数 n の配列 A であり,各要素 A[i] は 0≤ A[i] < 1 を満たすと仮 定する.連結リストを要素とする補助配列 B0..n−1 を擬似コードは使用するが, リストを維持する機構は(擬似コードの外に)存在すると仮定する
BUCKET-SORT(A)
1 n = A.length
2 B[0..n−1] を新しい配列とする
3 for i =0to n−1
4 B[i] を空リストに初期化する
5 for i =1to n
6 A[i] をリスト B[nA[i]] に挿入する
7 for i =0to n−1
8 リスト B[i] を挿入ソートでソートする
9 リスト B[0],B[1],...,B[n−1] をこの順序で連接する
n = A.length
と初期化しつつ、バケツB
の個数としても使われているように読めます。計算量を書く際は変数が何を指しているのかやどのような仮定がなされているのかを明らかにしていただけると助かります。B[nA[i]] に挿入する
という部分ではint(n * A[i])
的なことをされているのでしょうか。nA[i]
はfloor(n * A[i])
と解釈)と言う制約が加えられているようです。「教科書から」と言うことですが、教科書にはそのような制約事項は書かれていなかったでしょうか? もし書いていたのなら、そういったことは全部ご質問に転記してください。また、他に何らかの制約事項はないのでしょうか? 今のところの記述だと、どこでどんなふうに「二分探索を使用できる」のか全く分かりません…。