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こんにちは、C++の初学者です。
ビャーネ・ストラウストラップ先生の『プログラミング言語C++ 第4版』から以下のexampleを引用しました。fとF()が同じオブジェクトcoutを使っているから、出力結果が予測不能であって、「PaHerallllel o World!」などのように崩れた出力を得るかもしれないと書かれているのですが、実際のところ、ちゃんと「Hello, Parallel World!」と出力されます。これは何故なのでしょうか。ご教授願います。

#include <iostream> 
#include <thread> 
using namespace std; 

void f() { cout << "Hello, "; } 

struct F { 
        void operator()() { cout << "Parallel World!\n"; } 
}; 

void user() { 
        thread t1 {f}; 
        thread t2 {F()}; 

        t1.join(); 
        t2.join(); 
} 

int main() { 
        user(); 
}
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Visual Studio 2019 で 実行したところ
上記の user(); 関数を 1万回実行すると 13回程度

Hello, Hello, Parallel World!

Parallel World!

という出力結果が混じりました。

出力結果が予測不能であって、「PaHerallllel o World!」などのように崩れた出力を得るかもしれない

それは cout の内部実装が どのように スレッド間の 同期をとっているかわからないので
予測不可能だと思います。
1文字づつ 同期しているなら 例のように混在するかもしれません。

cout へのアクセスは スレッドセーフですが
その出力する文字は混じるかもしれませんと
MSDN でも 書かれていました。

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条件がそろわないと出力結果は混ざりません。※ だからといってクリティカルなシステムでは無視できません

  1. cout << "Hello, ";cout << "Parallel World!\n";のスレッドがほぼ同じタイミングで実行される。
     CPUコアが複数個無いとこのような事態にはなりにくいです。※ないわけではありません。

【追記】coutがスレッドセーフかどうかネットで調べてみましたが、処理系によって異なるようです。Is cout synchronized/thread-safe?8年ほど前の情報ですが、出力が混ざるのは消して珍しいことではないのかも知れません。
※ 現在多重度を増やして、出力が混ざるか実験中。

  1. cout << "Hello, ";cout << "Parallel World!\n";が各々1回のwriteで書かれていない。
     大概の処理系では1回のwriteで実装されていると思います。

【追記】
straceでプログラムの振る舞いを調べてみました。
cout << "Hello, ";cout << "Parallel World!\n";は合わせて1回のWriteで書かれていました。coutへの書き込みはバッファリングされているようです。バッファリングの途中でスレッドのディスパッチが発生しない限り、出力が混ざることはないようです。

g++ (GCC) 8.3.1 20190507 (Red Hat 8.3.1-4)

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std::cout による出力毎に flush する様にして、standard C streams との同期を切ると以下の様になります(質問文にある様な、「出力が崩れる」ことはないのですけれども)。

※ 実行環境は g++ 9.2.1/libc6 2.30/Linux Ubuntu 19.10 です。

for loop にしているのは、(出力結果を見てもらうと分かると思いますが)一回のみの出力ではスレッド t2 の実行が開始される前にスレッド t1 の処理が完了してしまうからです。

main.c

void f() {
  for(int i=0;i<100;i++)
    cout << "Hello, ";
} 

struct F { 
  void operator()() {
    for(int i=0;i<100;i++)
      cout << "Parallel World!\n";
  }
}; 
            :

int main() { 
  cout.setf(ios::unitbuf);
  ios_base::sync_with_stdio(false);
  user(); 
}

実行結果

$ ./main | head
Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Hello, Parallel World!
Hello, Parallel World!
Hello, Parallel World!
Hello, Parallel World!
Hello, Parallel World!
Hello, Hello, l World!
Hello, Hello, l World!
ParalleParallel World!
ParalleParallel World!
ParalleParallel World!

k system さんが言われている、「1文字づつ同期しているなら例のように混在するかもしれません」ですが、以下の様に書き変えるとその通りになります。

void f() {
  for(int i=0;i<10;i++)
    for(char& c : (string)"Hello, ")
      cout << c;
} 

struct F { 
  void operator()() {
    for(int i=0;i<10;i++)
      for(char& c : (string)"Parallel World!\n")
        cout << c;
  } 
}; 

$ ./main
Hello, Hello, HPHeerlallol,e lH eWlolrol,d !H
ePlalroa,l lHeell lWoo,r lHde!l
lPoa,r aHlellello ,W oHrelldl!o
,  aHrealllloe,l  World!
Parallel World!
Parallel World!
Parallel World!
Parallel World!
Parallel World!
Parallel World!
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一般的なOSの実装において、複数のプロセスやスレッドから同時に実行される可能性のある機能関数は、
いかなる場合でも、それが期待される結果を維持するために、「再入禁止にコードされている」のが普通です。

例の場合、標準出力に期待される動作とは、「コール時に渡された全ての文字が出力される」ことだと考えられます。
従って、当該機能はその処理(渡された文字の出力)途中では他のコール要求は受け付けず、待たされるようにコードされているのが一般的です。

特にハードウェア等、アプリ側から見て「唯一の出力先」に出力を行う場合には重要な設計です。
例えば、ファイル出力、通信系の出力なども同様で、標準出力も歴史的経緯上、同じ扱いをされると考えられます。

つまり、一般的なOSではBjarne先生の予測通りにはならないと言えます。

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  • この場合は、OSの実装の問題ではなく、アプリケーションまたはコンパイラの問題だと思います。 – akira ejiri 2月27日 12:32

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