これまで環境依存文字を使用しないよう努めてきましたが、
Windows10のメモ帳がUnicode対応していることを知り、
Unicode文字なら普通に使用しても問題ないのでは、と思ったのですが、
Unicodeではない文字コード環境を使用する例としては何が挙げられますか?
少なくともutf8で作成したWebサービスに対して、𝘾などのUnicode文字を任意のユーザーが入力しても問題ないですか?
Unicodeではない文字コード環境を使用する例としては何が挙げられますか?
Windows10のメモ帳がUnicode対応していることを知り、
参考までにWindows 2000のメモ帳であってもUTF-8(BOM有り・無し共に)を自動検出できます。
コンピュータは文字を 符号化文字集合
と 文字符号化方式
の組み合わせで表現しています。
Unicodeは符号化文字集合のひとつで、UTF-8はUnicodeを使った文字符号化方式のひとつです。
JIS X 0208も符号化文字集合のひとつで、Shift_JISはJISを使った文字符号化方式のひとつです。
「問題がない」かどうかは、文字をどう扱うかにかかってきます。例えば JavaScript は文字列の内部表現に UTF-16 を使っていますから、たとえJavaScriptがUTF-8で記述されていても内部表現に直接依存したコードは問題を抱えています。
// 文字列の長さを得るのにlengthを使うと破綻する。
console.log("𝘾".length); // => 2
Windowsのメモ帳は文字エンコードの欄に「Unicode」と「UTF-8」を並べて記載していますが、これは間違いです。メモ帳から「Unicode」で保存した際は「UTF-16LE」という文字符号化方式で保存されます。