Python,DjangoでWEBシステムを開発しています。
ローカル環境でコーディング、動作確認後に、リモートサーバーへデプロイして、本番環境へ新たな動作を追加するという手順で開発しています。
Djangoでは、データベースに関係するmodelファイルに変更がある場合、それを反映させるためにmakemigrations
とmigrate
コマンドの実行が必要になりますが、ローカル環境で動作確認済みのプロジェクトをデプロイし、本番環境のサーバーでmigrate
すると実行できません。
実行できない時の症状(必要な時はmigrationsファイルをmergeしてから行います):
No migrations to apply.
この表示が出た場合、本番環境のデータベースのテーブルを、一度全て削除すると、上の表示はなくなり新しい内容を反映させる事ができますが、本番環境のデータベースには、すでに運用に使用しているデータがあるため、削除する方法はとりたくない状況です。
(問題が起きる際、migrationsのファイルは削除して、makemigrations
で再度作成するのは構いません)
本番環境でmigrate
を行い、上記の症状になった時に、データベースの情報を消さずに反映させる方法はありますでしょうか?
上記の表記となる原因として考えられる事は、
例えば)
migrations
__ 0001_initial.py
__ 0002_auto_20200116_1200.py
__ 0003_auto_20200116_1230.py
__ 0004_auto_20200116_1245.py
__ 0005_auto_20200116_1255.py
__ _int_.py
migrationsフォルダの中が、このような内容になった場合、ローカルの環境では、新しいファイルができるごとにmigrate
を行いますが、本番環境では1度だけのmigrate
の実行になる事です。
models.pyの内容を頻繁に変更しながら、コーディングする際は、makemigrations
を行う度に、本番環境にデプロイし、migrate
する事が難しく、ローカルの環境である程度の単位でmodels.pyの変更、動作確認を行ってから、本番環境に反映させたいと思っています。
●開発環境(ローカル、リモート共に)
Python: 3.7.5
Django: 2.2.2