[概要]
自転車の走行ログをFitファイルに落とし込み、Stravaにアップロードする機能をもつ
Androidアプリの開発をしています。
Fitファイルを作成するにあたって、fitSDKを使用しているのですが、
このライブラリをうまく扱えず作業が難航している状況です。。
[詳細]
走行中に取得したログには、あらかじめfitSDKが対応していないデータがあります。
例えば、ケイデンスを記録するFileldはfitSDKであらかじめ用意されており、
record.cadence = hoge
encoder.write(record)
上記のようにして書き込むことができますが、
住所(文字列を使用する想定)はFieldを自分で作成する必要があります。
現在、この住所Fieldを自前でrecordに追加して書き込む作業でハマっています。
[コード]
以下が、現在実装中のkotlinコードです。
val startAddressFieldDescMesg = FieldDescriptionMesg()
startAddressFieldDescMesg.developerDataIndex = 0.toShort()
startAddressFieldDescMesg.fieldDefinitionNumber = 0.toShort()
startAddressFieldDescMesg.fitBaseTypeId = Fit.BASE_TYPE_STRING.toShort()
startAddressFieldDescMesg.setFieldName(0, "startAddress")
encoder.write(startAddressFieldDescMesg)
val startAddressField = DeveloperField(startAddressFieldDescMesg, developerIdMessage)
record.addDeveloperField(startAddressField)
エラーメッセージは以下の通りで、Fieldがうまくrecordに追加できていない感じです。
com.garmin.fit.FitRuntimeException: Incompatible Protocol Features
[判明していること]
・StravaはfitSDKのバージョン1のみサポートしており、バージョン2を指定して上記の実装をした場合に正しくFitファイルが作成される。
つまり、バージョン1/2でDeveloperFieldの追加方法がことなると思われます。
・住所を追加していない場合はFitファイル作成とStavaへのアップロードが出来たので、
住所Fieldの追加部分が原因でエラーが発生していると考えられます。
Fitファイルに自前のFieldを追加する方法をご存知でしたら、是非ともご連絡ください。
よろしくお願いします。
Profile.xlsx
で確認できると思います)。また、なぜ住所情報を日本語で埋め込みたいのか、を質問に書いた方がよさそうな気がします。スタート地点の住所を記録したいだけなら、スタート地点の住所の緯度/経度のフィールドを追加する、という方法もありそうなので。Developer Field
の存在を知りませんでしたが、SDK同梱のドキュメントを読む限り、Table 4-3. Definition Message Contents
でOnly if Developer Data Flag is set
と書かれていますので、Record HeaderのMessage Type Specific
に1を設定する必要がありそうですが、質問のコードからはそのあたりの処理が見当たらないようです。SDKのドキュメントをもう少しご確認頂くか、もう少しコードの全体像が分かるように質問を編集して頂くのが良さそうです。Developer Data
が追加されたのは、ドキュメントのRevisionを見る限り、FIT Protocol 1.9以降なので、これより前のProtocol versionのFITファイルにテータを追加する場合は、FITファイルのHeaderのProtocol Version
を1.9以上にする必要がありそうです(つまり自分でFITファイルをマイグレーションする必要がある) 手元のFITファイルのProtocol Versionでは、10
(Garmin Edge 510J)、20
(Garmin Edge 520J)の値しか確認できなかったため、19
を指定すれば良いのかまではわかりませんでした(ファームウェアのバージョンによっても変わりそうですが)