SwiftUIについては、functionBuilderなんて、かなり大掛かりな言語機能自体の拡張が関わっているのですが、あなたが引用したような「チュートリアルにあるようなbody
の中にかくVStack
」に関して言うと、旧来のSwiftにもあったイニシャライザ構文 と言うことになります。
(「構造体では継承やオーバライドはできない」と言う点について、Swift言語としての変更はありません。)
VStack
には、
init(alignment: HorizontalAlignment, spacing: CGFloat?, content: () -> Content)
と言うイニシャライザがありますが、前2つの引数alignment
とspacing
は省略可なので、クロージャ型であるcontent
引数をtrailing closureの構文で呼び出している形になります。
その部分をtrailing closureを使わずに書く(ついでにreturn
の省略もやめる)とこんな感じですね:
struct ContentView: View {
var body: some View {
return VStack.init(content: {
Text("Turtle Rock")
.font(.title)
Text("Joshua Tree National Park")
})
}
}
(body
は単に計算型プロパティ。.init
なんて普通は書かないですが、ここでは「イニシャライザである」ことを強調するために書いてます。)
実はここで起こっているもっと 不思議なこと はcontent
に渡されているクロージャがどうコンパイルされているかにあるのですが、今回は直接のご質問内容には含まれないようなので、触れないでおきます。
ご興味がおありでしたら、この質問の質問内にあるリンク先(片方は英語ですが)を熟読してみると良いでしょう。