Spresense開発環境には、ArduinoとSpresense SDKが2種類あります
ArduinoにはUSB MSC機能がサンプルとしてあり動作確認できました
Spresense SDK(VS code)に同機能はないのでしょうか
これが使えると使い勝手が大きく変わるので是非SDKで使いたいです
ご教授情報を元に、Visual Studio Code(VS code) GUIからも確認と変更ができる事がわかりました
1.
VS codeでワークスペースを開いた状態で、左の方で、ワークスペースのファイルリストがある所で右クリック
2.
Spresense: SDKコンフィグ を選択
3.
SDKコンフィグが開き、一番上の方にスクロールすると、検索蘭があるので USBMSC を入力する
4.
少し下の方にスクロールすると SYSTEM_USBMSC の項目がありチェックボックスがあります
この例ではチェックボックスを有効にし USBMSC が使えるカーネルを作れる様にする
5.
これを有効にしカーネルのビルドを実行
アプリケーションのビルドを実行
ビルドと書き込みを実行すると ターミナル nsh で、 "msconn"コマンドでUSB MSCを有効にできる様になりました
-EOF-
Spresense SDK 環境 で USB MSC 機能を使って SD カードをマウントする場合、
SD カードのコンフィグは有効にした状態で、menuconfig を起動します。
$ cd spresense/sdk
$ ./tools/config.py device/sdcard -m
SDK Configuration 画面で、System tools > USB Mass Storage Device Commands を有効にしてビルドしてください。
SD カードを挿入して、拡張ボード側に USB ケーブルが刺さっている状態で、NuttShell プロンプトから "msconn" コマンドを打つと、USB MSC 機能が使用できます。
nsh> msconn
mcsonn_main: Creating block drivers
mcsonn_main: Configuring with NLUNS=1
mcsonn_main: handle=d038d50
mcsonn_main: Bind LUN=0 to /dev/mmcsd0
mcsonn_main: Connected
反対に切断する場合は、"msdis" コマンドを使います。
nsh> msdis
msdis: Disconnected