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新人SEの初投稿のため、拙い文章お許しください。

テーブル定義

担当案件ではDBにOracle11gR2を使っています。

マスタとして下記の2テーブルを持っております。

  • 項目は全てvarchar2で定義されています。
  • どちらも"ユーザ"、"期間コード"が主キーです。
アカウント情報
ユーザ   期間コード   開始日           終了日
A00001  bbbbbbbbb   2014/04/01|00:00:00 9999/12/31|23:59:59
A00002  cccccccc    2012/04/01|00:00:00 9999/12/31|23:59:59
A00003  ddddddddd   2011/01/01|00:00:00 9999/12/31|23:59:59
A00004  eeeeeeee    2014/11/18|00:00:00 9999/12/31|23:59:59
所属情報
ユーザ   期間コード 組織コード   開始日           終了日
A00001  xxxxxxxxxx  A100    2014/04/01|00:00:00 2014/11/19|00:00:00
A00002  yyyyyyyyyy  B200    2014/01/01|00:00:00 9999/12/31|23:59:59
A00002  zzzzzzzzzz  C300    2012/04/01|00:00:00 2014/01/01|00:00:00
A00003  aaaaaaaaaa  D400    2014/04/01|00:00:00 9999/12/31|23:59:59

アカウント情報にはシステムに登録済のユーザとその有効期間が入っています。

所属情報にはいつからいつまでどの組織にいたという情報が入っています。

  • ユーザは組織に所属していない期間もあります。
  • 1ユーザが同じ組織に期間が分断して所属していることもあります。
  • 2012年、2014年は所属組織があるが2013年だけないというユーザも存在します。

実現したいこと

上記の情報から、所属組織が設定されていないユーザ+その設定されていない期間を一覧形式で取得したいです。

理想的にはPL/SQL、ストアドプロシージャあるいはテーブルをExcelに出力し、VBA等で実行させたいです。

出力例

テーブルの内容が上記例だった場合には以下のような一覧を取得したいです。

ユーザ 所属なし期間
A00001 2014/11/19~9999/12/31
A00003 2011/1/1~2014/3/31
A00004 2014/11/18~9999/12/31
A00001の場合
A00001(2014/4/1~9999/12/31)アカウントON
A100に 2014/4/1~2014/11/18 所属
 ⇒2014/11/19以降が所属なしとして抽出対象
A00002の場合
A00002(2012/4/1~9999/12/31)アカウントON
B200に 2012/4/1~2013/12/31 所属
C300に 2014/1/1~ 所属
 ⇒アカウントON期間に全て所属組織が設定されているため、抽出対象にならない
A00003の場合
A00003(2011/1/1~9999/12/31)アカウントON
D400に 2014/4/1~ 所属
 ⇒2014/4/1以前が所属なしとして抽出対象
A00004の場合
A00004(2014/11/18~9999/12/31)アカウントON
所属組織設定なし(所属情報テーブルにレコードなし)
 ⇒2014/11/18~9999/12/31が所属なしで抽出される

実現方法をご教示いただけると大変助かります。
よろしくお願いします。

2015/2/4 追記

編集、ご回答頂きありがとうございます。

パターンとして下記が漏れておりました。
・所属情報が歯抜けになっているパターン
 ⇒所属情報テーブルの3行目が

 A00002 zzzzzzzzzz C300 2012/04/01|00:00:00 2014/01/01|00:00:00

ではなく

 A00002 zzzzzzzzzz C300 2012/04/01|00:00:00 2013/01/01|00:00:00

のような場合
・1ユーザに対するアカウント情報が複数レコードあるパターン

 A00004 eeeeeeee1 2014/01/01|00:00:00 2014/11/17|23:59:59
 A00004 eeeeeeee2 2014/11/18|00:00:00 9999/12/31|23:59:59

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2 件の回答 2

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SQL Fiddleで実際に動かしながらSQLを作ってみました。

http://sqlfiddle.com/#!4/fbec5/2

DDL

CREATE TABLE GROUPS 
  ( 
     user_cd  VARCHAR2(100), 
     term_cd  VARCHAR2(100), 
     group_cd VARCHAR2(100), 
     start_dt TIMESTAMP, 
     end_dt   TIMESTAMP 
  ); 

INSERT INTO GROUPS 
VALUES     ('A00001', 
            'xxxxxxxxxx', 
            'A100', 
            To_timestamp('2014/04/01 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'), 
            To_timestamp('2014/11/19 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') ); 

INSERT INTO GROUPS 
VALUES     ('A00002', 
            'yyyyyyyyyy', 
            'B200', 
            To_timestamp('2014/01/01 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'), 
            To_timestamp('9999/12/31 23:59:59', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') ); 

INSERT INTO GROUPS 
VALUES     ('A00002', 
            'zzzzzzzzzz', 
            'C300', 
            To_timestamp('2012/04/01 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'), 
            To_timestamp('2014/01/01 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') ); 

INSERT INTO GROUPS 
VALUES     ('A00003', 
            'aaaaaaaaaa', 
            'D400', 
            To_timestamp('2014/04/01 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'), 
            To_timestamp('9999/12/31 23:59:59', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') ); 

CREATE TABLE users 
  ( 
     user_cd  VARCHAR2(100), 
     term_cd  VARCHAR2(100), 
     start_dt TIMESTAMP, 
     end_dt   TIMESTAMP 
  ); 

INSERT INTO users 
VALUES     ('A00001', 
            'bbbbbbbbb', 
            To_timestamp('2014/04/01 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'), 
            To_timestamp('9999/12/31 23:59:59', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') ); 

INSERT INTO users 
VALUES     ('A00002', 
            'cccccccc', 
            To_timestamp('2012/04/01 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'), 
            To_timestamp('9999/12/31 23:59:59', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') ); 

INSERT INTO users 
VALUES     ('A00003', 
            'ddddddddd', 
            To_timestamp('2011/01/01 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'), 
            To_timestamp('9999/12/31 23:59:59', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') ); 

INSERT INTO users 
VALUES     ('A00004', 
            'eeeeeeee', 
            To_timestamp('2014/11/18 00:00:00', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'), 
            To_timestamp('9999/12/31 23:59:59', 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') ); 

SELECT文

WITH view_1 
AS (SELECT u.user_cd, 
           Max(u.start_dt) AS user_start_dt, 
           Max(u.end_dt)   AS user_end_dt, 
           Min(g.start_dt) AS min_group_start_dt, 
           Max(g.end_dt)   AS max_group_end_dt 
    FROM   users u 
           left outer join GROUPS g 
                        ON g.user_cd = u.user_cd 
    GROUP  BY u.user_cd), 
view_2 
AS (SELECT user_cd, 
           CASE 
             WHEN max_group_end_dt < user_end_dt THEN max_group_end_dt 
             WHEN user_start_dt < min_group_start_dt THEN user_start_dt 
             WHEN min_group_start_dt IS NULL THEN user_start_dt 
             ELSE NULL 
           END AS free_start_dt, 
           CASE 
             WHEN max_group_end_dt < user_end_dt THEN user_end_dt 
             WHEN user_start_dt < min_group_start_dt THEN 
             min_group_start_dt - 
             interval '1' day 
             WHEN max_group_end_dt IS NULL THEN user_end_dt 
             ELSE NULL 
           END AS free_end_dt 
    FROM   view_1) 
SELECT user_cd, 
       To_char(free_start_dt, 'YYYY/MM/DD') AS free_start_dt, 
       To_char(free_end_dt, 'YYYY/MM/DD')   AS free_end_dt 
FROM   view_2 
WHERE  free_start_dt IS NOT NULL 
       AND free_end_dt IS NOT NULL 
ORDER  BY user_cd 

WITH句はCTEと呼ばれたりするものです。
SELECT文の実行結果を違うSELECT文から別名で参照できるので結構便利です。

http://www.shift-the-oracle.com/sql/with.html

一応、例題の通りの結果が出ていますが、もっと複雑なパターンが来ると期待した結果にならないかもしれません。(たとえば無所属の期間がユーザーごとに複数回発生したりすると期待した結果にならないかも。ただし、解答パターンが提示されていないので推測でさらに凝ったSQLを考えるのはやめておきます)

とりあえず、ご参考までに。

追記

pgrhoさんの使っていたLEAD関数が面白そうだったので、解答例その2を作ってみました。
その1と比べてわかりやすいかどうかはちょっと微妙ですが。。

http://sqlfiddle.com/#!4/fbec5/36

SELECT文

-- 期間の情報を並列に並べる
WITH histories 
AS (SELECT user_cd, 
           start_dt, 
           end_dt, 
           NULL AS group_cd 
    FROM   users 
    UNION ALL 
    SELECT user_cd, 
           start_dt, 
           end_dt, 
           group_cd 
    FROM   GROUPS), 
-- 前後の所属情報を取得する
view_1 
AS (SELECT user_cd, 
           start_dt, 
           end_dt, 
           group_cd, 
           Lag(end_dt) over(PARTITION BY user_cd ORDER BY start_dt, end_dt) AS prev_end_dt, 
           Lag(group_cd) over(PARTITION BY user_cd ORDER BY start_dt) AS prev_group_cd, 
           Lead(start_dt) over(PARTITION BY user_cd ORDER BY start_dt, end_dt) AS next_start_dt, 
           Lead(group_cd) over(PARTITION BY user_cd ORDER BY start_dt, end_dt) AS next_group_cd 
    FROM   histories), 
-- 無所属期間を割り出す
view_2 
AS (SELECT user_cd, 
           CASE 
             WHEN prev_group_cd IS NOT NULL THEN prev_end_dt 
             ELSE start_dt 
           END AS free_start_dt, 
           CASE 
             WHEN next_group_cd IS NOT NULL THEN next_start_dt - interval '1' day 
             ELSE end_dt 
           END AS free_end_dt 
    FROM   view_1 
    WHERE  group_cd IS NULL 
           AND (prev_group_cd IS NULL 
                OR next_group_cd IS NULL)) 
-- 見やすく整形する
SELECT user_cd, 
       To_char(free_start_dt, 'YYYY/MM/DD') AS start_dt, 
       To_char(free_end_dt, 'YYYY/MM/DD')   AS end_dt 
FROM   view_2 
ORDER  BY user_cd, 
          free_start_dt 

LEAD関数やLAG関数についてはこちらのサイトの説明が役立ちそうです。

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0511/26/news010_2.html

理想的にはPL/SQL、ストアドプロシージャあるいはテーブルをExcelに出力し、VBA等で実行させたいです。

質問がざっくりしすぎているので具体的なコードは思いつきませんが、このサイトに載っている情報が参考になるかもしれません。(2005年の記事なので今でも有効か若干不安なところもありますが)

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0508/06/news016.html

あと、SQLが大きくなってしまうので、ストアドにしておいた方がVBAがスッキリしますし、VBA以外の場所でもクエリを再利用しやすくなります。

PL/SQLとExcel VBAを連携させる方法はこのあたりの記事が参考になりそうです。

ストアドを作る方法以外だと、このSQLからVIEWを作っておくとVBAからシンプルなSQLで結果を取り出せるようになりますね。

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  • こんなにご丁寧なご回答を頂けるとは。編集も含めありがとうございます。 ご指摘のとおり、複雑なパターンの考慮が必要でした。 ①所属がアカウント期間に対して歯抜けに設定されていた場合 ②所属期間の前後が無所属期間となっていた場合 ③アカウント期間が分割設定されていた場合 とはいえ、ご提示頂いたSELECT文で上記3パターン以外は対応できました。pgrhoさんにお教え頂いた内容を踏まえ色々試してみようと思います。
    – mito
    2015年2月4日 8:09
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データ的には以下の4パターンですかね。

  • 所属情報が全くないユーザ
  • アカウント情報の開始日と所属情報の開始日が一致しないユーザ(終了日も同じ)
  • 所属情報の2レコードの隙間が空いているレコード

所属情報が無い場合はNOT INで抽出できます。

SELECT t1.ユーザ
     , t1.開始日
     , t1.終了日
  FROM アカウント情報 t1
 WHERE t1.ユーザ NOT IN (SELECT t2.ユーザ FROM 所属情報 t2)

開始日が一致しているかどうかはグループ化で所属情報の最小値と比較すればよいと思います。

SELECT t1.ユーザ
     , t1.開始日
     , MIN(t2.開始日) 所属開始日
  FROM アカウント情報 t1
 INNER JOIN 所属情報 t2
    ON t1.ユーザ = t2.ユーザ
 GROUP BY
       t1.ユーザ
     , t1.開始日
HAVING t1.開始日 < MIN(t2.開始日)

所属情報の隣り合うレコードを比較するには分析関数で隣接レコードの値を確認できます。

SELECT ユーザ
     , 終了日
     , 次の開始日
  FROM
     (
    SELECT ユーザ
         , TO_DATE(終了日, 'yyyy/mm/dd|hh24:mi:ss') 終了日
         , TO_DATE(LEAD(開始日) OVER(PARTITION BY ユーザ ORDER BY 開始日), 'yyyy/mm/dd|hh24:mi:ss') 次の開始日
      FROM 所属情報 t1
     )
 WHERE 終了日 + (1 / 24 / 60 / 60) < 次の開始日

最後のSQLのみ日付型になっていますのでご注意ください

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  • 早速のご回答ありがとうございます。スタックオーバーフロー、初めての利用でしたが、こんなに早く回答頂けるとは。 高いお金を取るわりにレスは遅く、まずは情報をよこせ スタンスのどこぞの有償保守サービスとは大違いです…… パターンとして漏れていたものを質問に追記しました。 お教え頂いたSQLで理解がだいぶ深まりました。 LEADもOVERも初めて見るものでまずは調べてみようと思います。
    – mito
    2015年2月4日 8:03
  • @mito このLEAD(...) OVER(...)は分析関数(ウィンドウ関数)という形式の1個の関数です。LEADはOracle固有だと思いますが、ROW_NUMBER()で行番号を求めるという用途によく使われます。
    – pgrho
    2015年2月4日 11:20

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