おそらく、デフォルトではデスクトップスクリーンのピクセルサイズを100で割った値が最大値です。(あるいは縦はそれから上下のタイトルバー/ツールバーサイズを引いた分)
例えばフルHDの画面ならばpyplot.figure(figsize=(19.20, 10.80))
でしょう。
マルチモニタで拡張画面にしていれば、その拡張した画面の最大値までです。
ただし、描画処理に使うモジュール(TkinterとかQtとかwxなど)の機能に依存するようなので、論理的な画面を実際のモニタ環境よりも大きく取れるモジュール(あるいはそのための設定)が使えれば、それに応じて拡大可能かもしれません。
Windows10のPython 3.7.4 Tkinterでは、デスクトップスクリーンよりも大きなサイズを指定した場合は、デスクトップスクリーンのサイズに調整されるか、あるいは例外になっていました。
どういう値から例外になるかの境界までは調べていません。
参考にしたのは以下です。
matplotlib逆引きメモ(フレーム編)
1-7. ディスプレイ上に描画される図のサイズを知りたい
バージョン2.0以降のデフォルト値は、ピクセル単位で640x480です(図1の赤点枠のサイズ)。

1-8. 図のサイズを指定したい
例えば、横幅を800ピクセル、高さを600ピクセルにしたい場合、リスト1-2のように2段階でインスタンスを作成します。
import matplotlib.pyplot as plt
fig = plt.figure(figsize=(8.0, 6.0))
ax = fig.add_subplot(111)
plt.show()
1-10. figsizeキーワードの意味は?
figsizeキーワードを使って、図の横幅と高さ(図1の赤点枠)をインチ単位で指定することができます。タプルで指定します。指定しなかった場合は、デフォルト値の(6.4, 4.8)が採用されます。
1-11. インチ単位とピクセル単位の関係は?
インチ単位をピクセル単位にするにはdpiパラメータの値が必要ですが、dpiのデフォルト値は100です。リスト1-2の例なら、横幅 = 8.0x100 = 800ピクセル、高さ = 6.0x100 = 600ピクセルになります。
1-14. デフォルト値を知りたい
import matplotlib as mpl
print(mpl.matplotlib_fname())
matplotlibでは、各種のパラメータのデフォルト値が定められています。システムに最初から格納されているファイルのパスは、リスト1-6のように、matplotlib_fnameで知ることができます。デフォルト値を示すファイルは、matplotlibrcという名前です。
このファイルの一部をリスト1-7に示します。上に述べたように、figsizeのデフォルト値は(6.4, 4.8)、dpiのデフォルト値が100になっていることが分かります。システムのmatplotlibrcでは、backend以外のパラメータが全てコメントアウトされています。変更する場合は、当該行をアンコメントして、値を変更します。
#figure.figsize : 6.4, 4.8 ## figure size in inches
#figure.dpi : 100 ## figure dots per inch
matplotlib.pyplot.figure
他に、複数グラフ作成の考え方の参考記事
matplotlib基礎 | figureやaxesでのグラフのレイアウト
matplotlib の figure(図) と axes(座標軸)-python
早く知っておきたかったmatplotlibの基礎知識、あるいは見た目の調整が捗るArtistの話