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NES(ファミコン)のエミュレーターを作っているのですが
BIT命令のオーバーフローフラグの処理がわかりません。
このneschanというエミュレータの実装ではvalと0x40の論理積をとっているのですが、なぜ、この処理でオーバーフローが分かるのでしょうか?
GitHub neschan BIT命令の実装
BIT命令の内容

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「オーバーフローが分かる」 のではなく、「指定されたアドレスのメモリの6ビット目がオーバーフローフラグに設定される」 という動作になっています。

フラグはステータスレジスタやフラグバイトと呼ばれる8bitのレジスタの各ビットの内容で、その6ビット目(0x40)がオーバーフローフラグ(V フラグ)です。

質問のBIT命令の内容に合致した処理です。

BIT sets the Z flag as though the value in the address tested were ANDed with the accumulator. The S and V flags are set to match bits 7 and 6 respectively in the value stored at the tested address.

BITは、テストされたアドレスの値がアキュムレータとAND演算されたかのようにZフラグを設定します。 SおよびVフラグは、テストされたアドレスに格納されている値のビット7および6にそれぞれ一致するように設定されます。

NES研究室 - 6502

ステータスレジスタの詳細
8bitのレジスタで、1ビット毎に違う意味を持っています。それぞれのビットはCPUが命令を進めるごとに自動的に変化しますが、フラグを手動で設定する命令もあります。
それぞれのビットの状態に応じて分岐する命令が用意されています。

位置 記号 名前    内容
7 N ネガティブ   Aの7ビット目と同じになります。負数の判定用。
6 V オーバーフロー 演算がオーバーフローを起こした場合セットされます。
5 R 予約済み    使用できません。常にセットされています。
4 B ブレークモード BRK発生時はセットされ、IRQ発生時はクリアされます。
3 D デシマルモード セットすると、BCDモードで動作します。(ファミコンでは未実装)
2 I  IRQ禁止     クリアするとIRQが許可され、セットするとIRQが禁止になります。
1 Z ゼロ      演算結果が0になった場合セットされます。
           ロード命令でも変化します。
0 C キャリー    キャリー発生時セットされます。

ステータスレジスタ - Wikipedia

6502
6502のステータスレジスタのサイズは8ビットであり、フラグバイトと呼ばれた。

-Bit 7. ネガティブフラグ:演算結果の正負を示す。
   ただし、6502の演算結果は常にAレジスタに格納されるため、
   結局はAレジスタのMSBを示している。
-Bit 6. オーバーフローフラグ:演算結果が符号付き8ビットで表せる範囲を超えたことを示す。
-Bit 5. 未使用。常に1。
-Bit 4. ブレークフラグ:BRK割り込み発生を示す。
   6502にはBRKとIRQの二種類の割り込みがあり、それを識別するためのフラグである。
-Bit 3. デシマルフラグ:セットするとBCDモードで動作する。
-Bit 2. インタラプトフラグ:セットすると割り込みが禁止される。
-Bit 1. ゼロフラグ:演算結果が 0 の時にセットされる。
-Bit 0. キャリーフラグ:キャリー発生時およびボローが発生しなかった時にセットされる。

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6502のステータスレジスタ(フラグレジスタ)の7ビット目がオーバーフロー(V)だからでしょう。
NES研究室というサイトの6502のページ

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