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JavaEEで開発したアプリケーションで、デッドロックが大量に発生しました。
SQLServerのsystem_healthを見てみると、あるテーブルXに対するDELETEのトランザクション同士によるデッドロックです。

system_healthからこの画像が見れるのですが、これの読み取り方を教えてください。

画像の説明をここに入力

黒塗りで消してある部分は
Object name:「テーブルX」
Index name:「テーブルXのインデックスY」
です。
「キーロック」の枠が2つありますが、どちらも同じ内容でした。

以下の解釈は正しいですか?

1. 獲得済みロックとロック要求の解釈

  • プロセスID367 が、ロック対象Bの更新ロックを獲得済み(Owner Mode: U)
  • プロセスID391 が、ロック対象Aの排他ロックを獲得済み(Owner Mode: X)

という状況において、
お互いに逆のロック対象に対する更新ロックを要求(Request Mode: U)して、デッドロックを引き起こしている。

2. ロック対象の解釈

ロック対象A、Bはともに、インデックスY全体に対するロックである。
つまり、AとBは同じものであり、同一の対象でデッドロックが発生している。

正しいとした場合の疑問

同一対象への更新ロックは競合するのでは?

この解説によると、更新ロックは共有ロックとしか互換性がなく、同一対象に2つの更新ロックは持てないはずです。
従って、私の解釈の2と矛盾します。

恐らく解釈が間違っていると思うのですが・・・
どなたか、正しい解釈を教えていただけないでしょうか。
※最終的には原因究明と回避策を検討しますが、まずはこのsystem_healthの情報を正しく解釈したいという主旨の質問です。

環境の情報

  • SQLServerのバージョンは2017
  • トランザクション分離レベルは READ COMMITTED
    • Is Read Committed Snapshot On = False
    • スナップショット分離を許可 = False

追加情報

  • テーブルXにトリガーはありません
  • Understanding the graphical representation of the SQL Server Deadlock Graph
    グラフの読み方はこれを見て理解したつもりです。英語が苦手なので解釈に自信が無いのですが・・・

    Owner edge

    Occurs when resources are waiting on processes. In this case the Person.person table is waiting on process 62 to release it.

    テーブル「Person.person」はプロセス62がロックを解放するのを待っている=プロセス62がテーブル「Person.person」のロックを持っている、ですよね?

  • SQL発行時にヒントは含めていません。
    • ロック対象を指定していないです。
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  • トランザクション分離レベルは SERIALIZABLE でしょうか?SQLServerのバージョンもお書きください。2012以降とは分かりますが。
    – htb
    Commented 2019年6月27日 7:14
  • ありがとうございます、追記しました
    – mok2pok
    Commented 2019年6月27日 8:23
  • 当該テーブルにトリガーなどが設定されていたりしますでしょうか?
    – sayuri
    Commented 2019年6月27日 23:43
  • 1
    同じようなグラフを発見しました。 blogs.msdn.microsoft.com/saponsqlserver/2013/01/31/… 私はまだ理解できていませんが、参考になりますでしょうか。
    – htb
    Commented 2019年6月28日 1:08
  • 1
    先ほどの記事の次の投稿にまさに答えと思われる例と説明がありました。 blogs.msdn.microsoft.com/saponsqlserver/2015/01/18/…
    – htb
    Commented 2019年6月28日 4:41

1 件の回答 1

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ちょっと試してみた範囲では、Request Mode: Xでデッドロックしましたが、ほぼ同じ現象を出せました

解釈の間違ってる点ですが

ロック対象A、Bはともに、インデックスY全体に対するロックである。

インデックス全体に対するロックではなく、インデックスのキー範囲に対するロックです
なので対象インデックスが同じでも、違うキーに対するロックは複数が同時に存在しえます

対策案は、
同一キーに対する削除があるなら、nowait指定で削除でのロック待ちをなくすぐらいですかね
こちらはデッドロックではなくロックタイムアウトでエラーはでるので適切なハンドリングが必要ですが

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