アナログマイクを接続して使用しています。ハードウェアドキュメントではRLとして 2.2kΩの抵抗を指定していますが、この抵抗値は使用するECMに応じて変えるものなのでしょうか。RLが2.2kΩではない(2.0kΩとか、さらに小さいものとか)ECMが手元にあるのですが、こういったECMを使うときはどうすべきでしょうか。あるいはRLが2.2kΩのECMを使うべき、なのでしょうか。
(ちなみに抵抗は表面実装ではなく金属皮膜抵抗を使っています)
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登録してこのコミュニティに参加するエレクトレットコンデンサマイク (ECM) の原理っつかメーカーカタログ仕様上、加えるべき電源電圧ってのは決まっています。この「マイクの電源」は spresense のマイコン出力から取る回路となっていて、そのため spresense を使う限りにおいては約 1.8V から変更できないということになります。
ある仕様一覧によると
https://www.marutsu.co.jp/contents/shop/marutsu/datasheet/KUC3523.pdf
マイクの仕様として (spresense の仕様でなく) RL と 電源電圧が1対1で決まっている様子。
- RL=2.2KΩ なマイクは電源 2.0V
- RL=1.0KΩ なマイクは電源 4.5V
よって教科書的答えとしては「 2.0V 電源マイクを使おう」(すると必然的に RL=2.2KΩ にならざるを得ない)
アマチュアのお楽しみとしては「 RL=1.0KΩ つまり 4.5V 電源マイクに 2.0V 電源を供給して使うとどうなるか試してみよう」ってことになりそうです。
RL=2.0KΩ なマイクが手元にあるなら、それの型名から仕様書を調べて電源電圧を確認してみましょう。 2.0V 前後の電源電圧が指定されているのなら 2.0KΩ 抵抗をくっつけて動くでしょう。それ以外の電源電圧ならつないで試してどうなるか報告してね、ってことになりそうです。
RL 専用ランドが用意されているのを使うのであれば表面実装チップ抵抗を使っちゃうのが面倒ないでしょうけど、別にリードタイプを使っても問題ないっすよ。