2

例えば以下のようなコードです

class hoge{
    std::vector<int> val;
    hoge(std::vector<int> val) : hoge(std::move(val)){}
    hoge(std::vector<int> && val) : val(std::move(val)){/* 処理 */}
};

以上のコードをgcc(g++ -std=c++17)でコンパイルした所エラーとなりました。
このような関数はオーバーロード解決できないのでしょうか?

また、余談ではありますが、代替として以下のような実装を考えています。
このような実装を代替として用いるのは正しいでしょうか?

class hoge{
    std::vector<int> val;
    hoge(const std::vector<int> & val) : hoge(std::move(std::vector(val))){}
    hoge(std::vector<int> && val) : val(std::move(val)){/* 処理 */}
};
3

質問にあるような「コンストラクタに渡された値をメンバ変数に格納するだけ」パターンでは、値渡し(pass-by-value)を用いることもできます。オブジェクトのムーブ操作が十分軽量であることを前提として、コンストラクタ引数を左辺値参照(cosnt T&)/右辺値参照(T&&)でオーバロードする必要がなくなるため、コンストラクタへの引数個数が多いときに効果的です。

class hoge{
    std::vector<int> val;
    hoge(std::vector<int> val) : val(std::move(val)){/* 処理 */}
};

C++ソースコード整形ツール Clang-Tidy では modernize-pass-by-value でこのようなソースコード変形をサポートします。

下記記事もご参考に:


値渡しのみ(T) と 左辺値参照(cosnt T&)+右辺値参照(T&&)オーバーロード は、トレードオフ関係にあります。前者ではムーブコンストラクタ呼び出し回数が増えることは間違いありません。極限まで実行時オーバーヘッドを気にするのであれば、元の kizul さん方針の通りオーバーロード方式を維持すればよいと思います。

https://wandbox.org/permlink/nrR9PpFXo1p0r07E

  • 回答ありがとうございます。なるほど、このような方法も有るのですね。 極限までオーバーヘッドを削る必要が有る訳でも無いので、紹介して頂いた方法を使わせていただこうと思います。 ありがとうございます。 – kizul 6月3日 11:04
2

自己解決しました。そもそも右辺値参照を受け取るコンストラクタに一時的なオブジェクトを渡すこと自体が異常だったことを失念しておりました。
また、左辺値と右辺値参照の関数が宣言されている場合、一時オブジェクトの解決等で曖昧さが出てしまう点に気が付いていませんでした。
以下のような実装で運用を行いたいと思います。

class hoge{
    std::vector<int> val;
    hoge(const std::vector<int> & val) : val(val){/* 処理 */}
    hoge(std::vector<int> && val) : val(std::move(val)){/* 処理 */}
};

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