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Poltergeistを使用した場合、Capybaraのテストケースの挙動が不思議です。

まず最初に、Poltergeistを使用しない場合、Capybaraのテストケースはsuccessです。

before { create(:user) }
it 'test' do
  visit root_path
  expect(page).to have_content 'ユーザは1人です'
end

テスト対象のviewでは

ユーザは<%= User.count %>人です

のような記述です。
JSのテストを行いたいため、

it 'test', js: true do

とすると、表示が「ユーザは0人です」のようになり、テストがfailureとなります。
(page.save_screenshotにて確認)

どうやらbeforeで作成したユーザがうまくviewで取得できてないようです。

expect(User.count).to eq 1

はsuccessなので、DBに書き込みは行われています。

Poltergeistの代わりにcapybara-webkitでも同じ状況です。
どうすればテストを通すことができるでしょうか?

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  • タイトルだけでも問題を把握できるように (質問一覧で目にとまりやすいように)、また最後の一文を解決したい内容で締めるように (何を答えればよいかが分かりやすいように) 編集しました。元々の意図と違ってしまっているところなどあれば、お手数ですが編集して上書きしてしまってください。
    – ento
    2015年1月28日 16:19

2 件の回答 2

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僕が翻訳した「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」という電子書籍で、サンプルアプリケーションのソースコードがGitHubに公開されています。
使用しているのはPoltergeistではなくselenium-webdriverなのですが、考え方は同じなのでコード例を載せておきます。

https://github.com/everydayrails/rails-4-1-rspec-3-0/blob/master/spec/rails_helper.rb

RSpec.configure do |config|
  # ...

  config.before(:suite) do
    DatabaseCleaner.strategy = :transaction
    DatabaseCleaner.clean_with :truncation
  end

  config.around(:each) do |example|
    DatabaseCleaner.cleaning do
      example.run
    end
  end

  config.after(:each) do
    DatabaseCleaner.clean
  end

  config.use_transactional_fixtures = true

  # ...
end

use_transactional_fixturestrue に設定していますが、 false または設定をコメントアウト(デフォルトがfalse)に設定しても問題ありませんでした。

また、DatabaseCleaner.cleaningはバージョン1.3.0から導入されたので、必要に応じてDatabaseCleanerをアップデートしてください。

https://github.com/everydayrails/rails-4-1-rspec-3-0/blob/master/Gemfile

group :test do
  # ...
  gem "database_cleaner", "~> 1.3.0"
  # ...
end

設定の意味は「Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門」に載っているので抜粋しておきます。

これは何をやっているのでしょうか?最初にやっているのはテストデータをセットアップする際に使う 戦略(strategy)の指定です。それぞれのテストを独立させた状態にするため、ここでは トランザクション(transaction)を指定しました。ご想像の通り、これはデータベースのトランザクションを使う戦略です。続いて、データを全件削除(clean)するためにテーブルのトランケート(truncation)を指定しています。最後に、トランザクションの開始と終了を実行するタイミングと(これはテストスイート中の各exampleを実行する前後です)、全件削除を実行するタイミング(これは各exampleを実行した後です)を指定しています。

あともう一点、 spec/support/shared_db_connection.rbというファイルを作成し、以下の内容を記述してください。

https://github.com/everydayrails/rails-4-1-rspec-3-0/blob/master/spec/support/shared_db_connection.rb

class ActiveRecord::Base
  mattr_accessor :shared_connection
  @@shared_connection = nil

  def self.connection
    @@shared_connection || retrieve_connection
  end
end
ActiveRecord::Base.shared_connection = ActiveRecord::Base.connection

この設定の必要性についても書籍の中で述べられています。

なぜこのような変更が必要になるのでしょうか?端的に答えるのであれば、Seleniumを使った場合、データベーストランザクションの扱い方に違いが出てくるからです。テストを実行するときはSelenium webサーバとテストコードの双方でデータの状態を共有しなければいけません。DatabaseCleanerと上記のパッチがないと、テスト実行後のクリーンアップが正しく行われないために、テストが時折失敗する可能性があります。

Everyday Railsには他にもRailsのテストに関する実践的な内容が載っているので、困ったときのリファレンス本として役立ちます。もしよかったら読んでみてください。

Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門

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  • 正に config.use_transactional_fixtures = false でうまくいきました。 ありがとうございます。
    – Gill Bates
    2015年1月29日 1:19
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RSpecの設定でuse_transactional_fixturestrueに設定されていませんか?

What it really means in Rails is "run every test method within a transaction."

https://relishapp.com/rspec/rspec-rails/docs/transactions

この設定がtrueになっている場合、すべてのテストはトランザクション中で実行されます。
なので、create(:user)もトランザクション中で実行されます。
Capybaraでvisit root_pathしても、create(:user)のトランザクションはコミットされていないため、レコードが作成されておらず、0人と表示されます。

use_transactional_fixturesfalseにするとテストは通るようになると思います。

ただし、その場合はテストで作成したレコードを削除するなどの処理を自分で管理する必要があるため、
database_cleanerdatabase_rewinderなどのgemを合わせてつかい、テストで作成したレコードをロールバックさせるように設定するとよいと思います。

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  • 今回database_rewinderを使っていますが config.use_transactional_fixtures = false でうまくいきまいした。 ありがとうございます。
    – Gill Bates
    2015年1月29日 1:19

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