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struct sigaction sa;
sa.sa_flags = SA_RESTART;

というように、シグナルのフラグとしてSA_RESTARTというのがあります。

私の理解では、「SA_RESTARTを設定している場合、recv()などの実行文においてシグナルを受けてもrecv()から抜け出さず、受けたシグナルの処理する」という理解です。

実際のソフトを作る場合、SA_RESTARTは設定する/しない、どちらでよく使われるものでしょうか?

SA_RESTARTを設定していると、意図しないrecv()からの抜け出しがなくなりよさそうに思うのですが、そうなのでしょうか?

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シグナルがハンドラにより処理されたに、recv()などのシステムコールからEINTRで抜けるか、自動的に再試行するかを決めるフラグですね。

使うかどうかは目的によるとしか言えないと思います。使わない場合、システムコールがエラーを返したらerrnoがEINTRかどうかを調べて、そうなら再試行する、というコードを自分で書くことになります。私はある程度の規模ならそのパターンをマクロなどで隠蔽してしまいますが、そのへんはプロジェクトのポリシーに依存するでしょう。

ただ、自動的再試行が起きるかどうかには色々条件があります。どのシステムコールか、またどのデバイスに対して読み書きしているかにも影響されます。詳しくはsignal(7)を参照。
さらに、既にある程度のデータが読み書きされていた場合はSA_RESTARTがあっても再試行はされずシステムコールは成功を返します。

また、昔ひっかかったことがあるのですが、sleep系コール(sleep, nanosleep, usleep等)も自動再起動されません。ここで10秒休んでるはず、と思ってるのが頻繁にシグナルを受けてて実は全然休んでいなかった、なんてことがありました。

従って、「確実にnバイト書き込みたい/読み出したい」とか「確実にn秒ウェイトしたい」といった場合はSA_RESTARTを使おうが使うまいが返り値を調べてループすることになるので、使い勝手はそれほど良くない機能だな、というのが個人的な印象です。

  • ありがとうございます。具体的な使用のご経験について回答いただき大変参考になりました。結局はSA_RESTARTに頼ると安定しないソフトになりそうなのですね。 – sevenOfNine 15年1月28日 7:22
  • ソフトの使われる状況が限定されている場合に、コードを簡潔にするために使うぶんには良いと思います。 – shirok 15年1月28日 7:35
  • なるほどです。再度のご回答ありがとうございます。 – sevenOfNine 15年1月28日 8:18
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(直接の回答ではありませんが、関連情報の提供として)

http://www.oki-osk.jp/esc/linux/signal-6.html では、SA_RESTART 指定が適切でない状況を説明しています。(シグナルSIGALRMによるタイムアウト実装)

6.1.2 signal 関数の真実
現行の Linux (すなわち GNU/Linux) の glibc 標準ライブラリは signal(2) を BSD UNIX 互換のライブラリ実装にすげ替えている。 すなわち,signal 関数を sigaction(2) で sa_flags メンバに

SA_RESTART

を与えた場合と等価であるように定義している。

SA_RESTART オプションを与えた場合,シグナルを受けた各システム・コールはシグナルで打ち切られた処理を内部で自動的に再開 (restart) する。 本章のプログラム例でいえば,制限時間の 10 秒がたっても read(2) はそのまま入力待ちを続けることになる。 しかし,これは意図したことではない。

  • ありがとうございます。 意図しない動作になる例があり、勉強になります。 – sevenOfNine 15年1月30日 0:36

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