例えば
some_command -p aaaa -bbbb
この-bbbb
はコマンドの引数ですが、subprocess.call
で以下のようにして実行すると
subprocess.call(["some_command", "-p", "aaaa", "-bbbb"])
-bbbb
の部分がオプションとして処理されてしまいます。
普通のシェルであれば"-bbbb"
とすることで区別できますが、Pythonのsubprocessではどのようにすれば良いでしょうか。
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登録してこのコミュニティに参加するもしコマンドに対し "-bbbb"
という引数を与えると正常動作するのであれば、その通りに "\"-bbbb\""
と書けば良さそうです。
しかし不思議なのは「シェル上で」-bbbb
と "-bbbb"
に動作の違いが出ているとおっしゃっている点です。コマンドのオプション引数処理はコマンド側がやっており、シェル側ではありません。引数として与えられる -bbbb
と "-bbbb"
はシェルから見たら同じ文字列であり、コマンド側には -bbbb
が渡されているはずです。このため、どこかで勘違いがありそうな気がしています。
コマンド引数の慣例では、--
という引数を与えるとそれ以後がオプションではなくファイルパスとして認識されるようになる、というものがあります。今回の例だと
some_command -p aaaa -- -bbbb
のようにする形です。これもコマンド側がオプション引数の処理をどうしているかによって変わるので一概には言えないのですが、典型的にはこの方法がよく使われています。
-bbbb
に-
がついているため-bbbb
はコマンド引数として渡したつもりなのにオプションの1つとしてコマンドに理解されてしまうため、そのようなオプションがないというエラーが出てしまいます。