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RustでWebAssemblyにコンパイルした時にエラーが出てしまいます。

//rust
extern crate rand;
use rand::Rng;

fn main() {
    let secret_number = rand::thread_rng().gen_range(1, 101);
    secret_number;
}
//toml
[package]
name = "main"
version = "0.1.0"
authors = ["akats"]
edition = "2018"

[dependencies]
rand="*"

これをrustc main.rsでコンパイルした時、次のエラーがでます。

or[E0464]: multiple matching crates for `rand`
 --> main.rs:1:1
  |
1 | extern crate rand;
  | ^^^^^^^^^^^^^^^^^^
  |
  = note: candidates:
          crate `rand`: \\?\C:\Users\akats\.rustup\toolchains\stable-x86_64-pc-windows-msvc\lib\rustlib\x86_64-pc-windows-msvc\lib\librand-453efbf1160c222c.rlib
          crate `rand`: \\?\C:\Users\akats\.rustup\toolchains\stable-x86_64-pc-windows-msvc\lib\rustlib\x86_64-pc-windows-msvc\lib\librand-9c0cd53839437cf2.rlib
          crate `rand`: \\?\C:\Users\akats\.rustup\toolchains\stable-x86_64-pc-windows-msvc\lib\rustlib\x86_64-pc-windows-msvc\lib\librand-6d48c3cad20b5526.rlib

error[E0463]: can't find crate for `rand`
 --> main.rs:1:1
  |
1 | extern crate rand;
  | ^^^^^^^^^^^^^^^^^^ can't find crate

error: aborting due to 2 previous errors

Some errors occurred: E0463, E0464.
For more information about an error, try `rustc --explain E0463`.

普通にRustだけで出力するとうまくいきますが何がダメなのかわかりません。よろしくお願いします。

  • randが見つけられないのはcargoでなくrustcでコンパイルしているからで、cargo buildしないと外部のcrateを見つけれません。rustcでコンパイルしようとしたのはwasmの出力を得るためですか? – termoshtt 4月13日 18:48
  • そうです。wasmにしてJSで読み込めるようにしたいからです。 – 暁の流星 4月14日 2:09
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termoshttさんの言っていることに加えて以下をCargo.tomlに追記すると.wasmファイルを生成できるはずです。

[lib]
crate-type = ["cdylib"]

この記述の役割が気になる場合はThe Manifest Formatを参照するとよいでしょう。

しかしこれでもまだrandクレートが動作しないはずです。
なぜかというとWebAssemblyはWebとは独立に定義された仕様でシンプルな計算命令しか持たないのですが、wasm-unknown-unknownはそのピュアwasm向けのターゲットなので乱数の種を供給する方法が一切ないからです。
JSが乱数関連のAPIを持っているのでそこから乱数の種を供給しようとしても、JSの関数のwasmへのインポートは自明でないので普通何らかのJSとwasmをブリッジするツールに頼ることになるのですが、当然インポートの仕組みがツール毎に違い、そのどれかをデフォルトにすることなんてできないからです。
(インポートの仕組みはMDNのドキュメントが参考になります)

そこで、以下のような方法が考えられます。

  1. rand::rngs::StdRngrand::SeedableRngトレイトを通して初期化する
  2. wasm-bindgenを利用する
  3. stdwebを利用する
  4. wasm-unknown-wasiをターゲットにする

おすすめは2, 3です。
1は定数で初期化すると当然実行するたびに決まった順序で乱数を返してしまいます。
自力でJSの関数をインポートして乱数の種を得ることもできますが面倒ですし、ハマりどころもあります。
それでもやりたいなら次のリンクを参考にしてください。
ツールを使わないwasm開発の解説インポートの解説JSで乱数を得るためのメソッド

2, 3は乱数の種をJavaScriptの関数から供給する方法で、例えば2ならrandクレートのwasm-bindgenフィーチャを有効にした状態でwasm-bindgenを使ったコードを書くことになります。
自分はwasm-bindgenしか使ったことがないのですが一応2のほうをよりおすすめしておきます。
wasm-bindgenの使い方はtermoshttさんが挙げてくれているページRust and WebAssemblyが参考になります。

4は将来的にいい選択肢になりそうですがまだ使えません。

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randはRust本体に含まれる標準ライブラリ(libstd)ではなく外部のcrateですので、それをダウンロードしてビルドしてリンクするには基本的にはrustcではなくcargoを使用する必要があります。

cargo build --target wasm32-unknown-unknown

とすればtarget/wasm-unknown-unknown/debug以下にwasmが拡張子になったファイルがあるはずです。

npmとの連携やwasm-bindgen等の利用についてはMozillaの以下の資料が参考になると思います(和訳が途中までですが)
https://developer.mozilla.org/ja/docs/WebAssembly/rust_to_wasm

  • コンパイルは出来ましたが、Dファイルとrlibファイルしかありませんでした。何か足らないものがあるのでしょうか? – 暁の流星 4月15日 7:14

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