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次のプログラムを x86_64 Linux 環境 (Centos7) でコンパイルし、CIFSでマウントした ディレクトリの中身を 表示させようとしました。

gcc のオプションに -m32 をつけて 32bit でコンパイルしたときと、64bit でコンパイルした場合で、動作が異なり 32bit だと正しく 表示されません。

なぜ 32bit 版は正常に動作しないのでしょうか。
または、正常に動作させる方法が分かれば教えてください。

追記
errno の値と、perror() でエラーメッセージを表示させるようにサンプルを変更しました。
errno:12: Cannot allocate memory と表示されましたが、メモリは 1GB以上空いてるので メモリ不足ということはないと思います。
追記ここまで

// readdir() sample code
// usage : programname directory
#include        <stdio.h>
#include        <dirent.h>
#include        <errno.h>

int main(int argc, char **argv) {

        struct  dirent  *entry;
        DIR     *dir;
        int     cnt = 0;
        char    errmsg[16];

        // 引数チェック
        if (argc <= 1) return 2;

        dir = opendir( argv[1] );
        if (dir == NULL) return 1;
        printf( "directory opened\n");

        while( (entry = readdir(dir)) != NULL) {
                // ディレクトリ エントリーの名前を表示
                printf("d_name: %s\n", entry->d_name);
                cnt++;
        }
        // errno メッセージを表示
        sprintf(errmsg, "errno:%d", errno);
        perror(errmsg);

        closedir( dir );
        printf( "directory closed\n");

        // ディレクトリエントリの数を表示
        printf( "cnt = %d\n", cnt );
        return 0;
}

コンパイル

$ gcc -m32 -o a.i686 sample.c
$ gcc -o a.x86_64 sample.c

実行結果

$ ./a.x86_64 /mnt/cifs/
directory opened
d_name: .          ←ディレクトリの中身が参照できてる
d_name: ..         ←ディレクトリの中身が参照できてる
d_name: test.txt   ←ディレクトリの中身が参照できてる
errno:0: Success
directory closed
cnt = 3            ←中身は 3件あった
$ ./a.i686 /mnt/cifs/
directory opened
errno:12: Cannot allocate memory    ←メモリが確保できない?
directory closed
cnt = 0            ←中身が 0件となる

クライアント環境

  • Linux datacos7 3.10.0-957.5.1.el7.x86_64 #1 SMP Fri Feb 1 14:54:57 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
  • CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
  • cifs-utils-6.2-10.el7.x86_64
  • gcc-4.8.5-36.el7.x86_64
  • glibc-2.17-260.el7_6.3 (i686とx86_64)

サーバー環境

  • Windows 2016 Server
  • CIFS以外のファイルシステムではどうなりますか? – sayuri 3月8日 22:25
  • 1
    xfsでは正常に読み込めました。nfsで試したところ cifsと同様に 中身は0件になりました。 – take88 3月9日 10:25
  • readdirがNULLを返したときerrnoの値はどうなっているでしょうか? readdirはディレクトリの末端に到達した場合も、エラーの場合も NULL を返すようです。エラーの場合は errno を設定するとのこと readdir(3) - Linux manual page – miwarin 3月9日 12:17
  • ファイルシステムに依存するということはプログラムには問題がなく、CentOS 7.6の問題かもしれませんね。まだリリースしたばかりですし。 – sayuri 3月9日 21:24
  • 2
    readdir(3) fails for cifs mount in 32-bit process on amd64 昔からあるんでしょうか、でも相手にされていませんねぇ…。 – sayuri 3月11日 21:24
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自己解決しました。

コンパイル時に -D_FILE_OFFSET_BITS=64 をつけて実行すると正常に動きました。

$ gcc -D_FILE_OFFSET_BITS=64 -m32  -o a64.i386 sample.c
$ ./a64.i386 /mnt/cifs
sizeof long: 4
directory opened
d_name: .
d_name: ..
d_name: test.txt
errno:0: Success
directory closed
cnt = 3

man feature_test_macros より引用

_FILE_OFFSET_BITS
このマクロを値 64 で定義すると、ファイル I/O とファイルシステム操作に 関連する 32 ビット版の関数とデータタイプは自動的に 64 ビット版に 変換される。
これは、32 ビットシステムで大きなファイル (> 2 ギガバイト) の I/O を実行する際に役立つ (このマクロを定義すると、コンパイルし直すだけで大きなファイルを 扱えるプログラムを書くことができる)。
64 ビットシステムは、もともと 2 ギガバイトより大きなファイルを扱えるので、64 ビットシステムではこのマクロは効果を持たない。

dirent.hを見てみると readdir64と言うと、関数がありました。

このマクロを有効化してreaddirを呼び出すとreaddir64が実行されるっぽいです。

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