すでに解決されているそうですが、個人的にはもっとスマートにできると思います。
が、その前に最初の問題について。
自分も最初、unicodeに変換すればいいでしょ、と思いましたが、
Py_UNICODE
この型は Unicode 序数 (Unicode ordinal) を保持するための基礎単位として、 Python が内部的に使います。 Python のデフォルトのビルドでは、 Py_UNICODE として 16-bit 型を利用し、 Unicode の値を内部では UCS-2 で保持します。 UCS4 版の Python をビルドすることもできます。(最近の多くの Linux ディストリビューションでは UCS4 版の Python がついてきます) UCS4 版ビルドでは Py_UNICODE に 32-bit 型を利用し、内部では Unicode データを UCS4 で保持します。 wchar_t が利用できて、 Python の Unicode に関するビルドオプションと一致するときは、 Py_UNICODE は wchar_t を typedef でエイリアスされ、ネイティブプラットフォームに対する互換性を高めます。それ以外のすべてのプラットフォームでは、 Py_UNICODE は unsigned short (UCS2) か unsigned long (UCS4) の typedef によるエイリアスになります。
との事で、utf-8の4バイト文字はUnicodeでは0x10000-0x1ffffの範囲になるので、UCS2版ビルドであれば表現しきれないためではないかと思います。
というわけで、PythonをUCS4版にビルドし直してください。というわけには行きませんね。
代わりにPythonのUnicodeオブジェクトは使わず、自力でエンコーディングするしかありません。
ただ、utf-8のエンコードロジックはシンプルです。
ですので、ちょっとご自身で調べてみてください。
一応簡単に説明します。
1バイトづつ調べると、それが何バイト文字か、簡単に調べることができます。
具体的には、
- 0x80とビットandした結果が0x00であれば、1バイト文字
- 0xe0とビットandした結果が0xc0であれば、2バイト文字の先頭バイト
- 0xf0とビットandした結果が0xe0であれば、3バイト文字の先頭バイト
- 0xf8とビットandした結果が0xf0であれば、4バイト文字の先頭バイト
- (5バイト文字、6バイト文字はめんどくさいので省略)
- 0xc0とビットandした結果が0x80であれば、複数バイトの2バイト目以降(つまり、2-4の文字の後に続く)
となります。
例えば「𠮷」の字を見てみると、utf-8では[0xf0, 0xa0, 0xae, 0xb0]になりますが、上の条件と照らし合わせてみます。
0xf0 & 0xf8 = 0xf0
0xa0 & 0xc0 = 0x80
0xae & 0xc0 = 0x80
0xb0 & 0xc0 = 0x80
4バイト文字が含まれているかどうか判定するのであれば、上記の「4」の条件を満たすものがあるかどうかで判断できます。
def check(s):
return len([c for c in s if ord(c) & 0xf8 == 0xf0]) > 0
print(check('𠮷田直樹'))
# True
print(check('吉田直樹'))
# False
codecs.iterencode()
を使うのはどうでしょう。import codes
として、for x in codecs.iterencode(s.decode('utf8'), 'utf8'): print(x.decode('utf8'), len(x))
※ python 2.7 でprint()
としていることからfrom __future__ import print_function
を実行しているものとしています