有名なコンパイラとして、gccとclangが存在しますが、webの記事を参照するとclangでビルドされたバイナリの方が性能が良いというような内容が多く見られます。
これは、現代的にはc言語のソースをビルドし、品質(省メモリ、実行速度)の良いバイナリを生成するのが目的ならば、すでにllvm環境のほうが有利でしかない状況になっているのが現状であるという認識で正しいでしょうか?
2 件の回答
現代的にはc言語のソースをビルドし、品質(省メモリ、実行速度)の良いバイナリを生成するのが目的ならば、すでにllvm環境のほうが有利でしかない状況になっているのが現状であるという認識で正しいでしょうか?
絶対的な答えのない質問の一種ですが、おそらく正確な認識ではありません。GCC、LLVM/Clang両コンパイラともに恒常的なバージョンアップが行われており、「どちらが高性能か」という短絡的な結論付けは乱暴と思います。
事実として言えるのは、後発プロダクトであるLLVM/ClangがGCCと並ぶまでに進化し、競争原理による性能改善や利便性能向上をもたらし、一般開発者にとってはメリットがあるという点です。
コンパイラの「性能」を、一つの側面のみから評価することは大変危険です。対象のハードウェア構成・OS・処理内容・データ/ワークロードでいくらでも結果が変わってしまいます。
例えば下記サイトでは、コンパイラやCPUの定期的なベンチマーク性能比較を行っていますので、ご参考にしてください。
x86 や x86-64 に限定してならば Yes と言っていいんぢゃないかな。でもだからといって全てのプログラマが gcc を捨てて clang に移行できるかというとそんなこともなくて。
世の中にはそれ以外の CPU がいっぱいあって gcc はそれらの多くに(普通のプログラマでは名前を聞いたことないようなマイナーな CPU にも)対応しているのに対して clang がサポートしている CPU は少ないとかの差はあるっすね。
x86/64 だと intel c++ compiler ってのもあるけどウチでは使っていないし、今 2018 年の時点でのコード効率比較記事ってのはちょっと探しただけでは見つからなかった。
(で、どうしても c/c++ でなきゃならないんだったら別だけど、できるだけ c/c++ を避けるってのが現代の世の趨勢)
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1C は超絶古い言語なのでその分ユーザーが多いんだけど、プログラマが十分有能なことを前提にしてて、その分バグらせやすいです。最近の言語はその辺を反面教師にしていて、プログラマが不慣れでもバグを入れにくいシステムを用意している。実行時性能より開発期間の短縮を狙うには C は不向きっすね。で、今どきのマシンは十分高速なので、ならば開発期間が短いほうが儲かるってこと。 C++ もその辺の状況は同じってことで。– 774RRCommented 2018年11月1日 2:12
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スマホゲームとか見てたらわかるんぢゃない? 新イベントリリース(=新バージョンプログラム提供)は事前に予告されていて、間に合わなかったら詫び石っす(予定時刻までにバグが取り切れなかったら詫び石ってことで)– 774RRCommented 2018年11月1日 2:22
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なるほど、スマホゲームについてであればそもそも消費者がソフトウェアやネットワークを利用して経済的な効用を得るという意識がないか、もしくはすでに満たされており、文化圏に需要がはみ出していて、その層をターゲットにした開発においては品質より約束の通りの日程にリリースがされることが目的であると、言うことでしょうか。– 池本雅也Commented 2018年11月1日 2:27