よく使うmysqldumpのオプションと使用例 を見ていました。
そこでは、 mysqldump を行うにあたっては、 --flush-logs を付与すると良い、ということが書いてあります。
質問
- mysqldump において、 --flush-logs を行う理由は何ですか?
- これを付与しなかった場合、どのようなトラブルが想定されますか?
よく使うmysqldumpのオプションと使用例 を見ていました。
そこでは、 mysqldump を行うにあたっては、 --flush-logs を付与すると良い、ということが書いてあります。
ざっくりいうと復元の際に便利だからですね。
省略すると、作業手順が増えるので、復旧に時間がかかると言ったことが考えられます。
ダンプからリストアした場合は、ダンプ取得時の古い状態になります。
バイナリログからロールフォワードリカバリを行えば、ダンプ取得後~障害発生直前までに戻せます。
--flush-logs
は バイナリログがローテートされて新しいファイルが作成されるオプションです。
復元時は 新しいバイナリログの先頭から リカバリを行えば良く、古いバイナリログは無視できます。
オプションを省略した場合は、バイナリログから復元ポイントを探して、そのポジションを --start-positon
で指定する必要があります。