まず、サンプルコードを載せます。(コメントをいただいた後で、加筆しています。Page Controlをタップしたときの処理、スクロールビューをスクロールしたときの処理、両方に対応しました。)
import UIKit
class ViewController: UIViewController, UIScrollViewDelegate {
@IBOutlet weak var scrollView: UIScrollView!
@IBOutlet weak var pageControl: UIPageControl!
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
}
override func didReceiveMemoryWarning() {
super.didReceiveMemoryWarning()
}
@IBAction func changePage(sender: UIPageControl) {
scrollView.setContentOffset(CGPoint(x: scrollView.bounds.size.width * CGFloat(sender.currentPage), y: 0.0), animated: true)
}
func scrollViewDidEndDecelerating(scrollView: UIScrollView) {
var page = Int(scrollView.contentOffset.x / scrollView.bounds.size.width)
pageControl.currentPage = page
}
}
Page Controlは、ボタンなどと同じUIControlサブクラスです。Outletとしてでなく、Actionで「接続」します。そのとき、senderの型を、AnyObjectからUIPageControlに変えておくと、コードを書くのが楽になります(senderを型変換せずにすむ)。サンプルでは、UIPageControlのActionメソッドをchangePage()としています。
スクロールビューをスクロールするのに、メソッドscrollRectToVisible()を使っていましたが、やはりメソッドsetContentOffset()を使ったほうがコードが短くなるので、変更しました。
ここで注意すべきは、Swiftでは異なる型の四則演算ができないことです。CGFloat(浮動小数点数)とInt(整数)のかけ算はできませんので、一方(ここではIntのほう)をCGFloatに変換(CGFloat(value: Int))しています。
Scroll ViewのDelegateメソッドは、scrollViewDidScroll()でなく、scrollViewDidEndDecelerating()を使います。前者を使ってみるとわかりますが、Page Controlをタップすると、点滅が起きます。これはユーザのアクションだけでなく、プログラムによるスクロールでも、Delegateが発生するためだと考えられますが、それを回避するためです。前者のメソッドは、スクロールのアニメーションの途中で動きますが、後者のメソッドは、アニメーションが完了した時点で動くという違いがあります。