iOS、Androidなどのモバイル系の開発を行っているとき、開発環境では快適なwifi環境を利用していたために、低速な3G回線環境や、他アプリのバックグラウンド通信に妨害されるなど、実ユーザー環境で発生しうる通信過負荷状態で起きる異常系テストが見逃されることがありがちです。
このようなテストは、一般的にはどのような手法を用いるのでしょうか?
理想としては、
- OSに依存しない
- 端末だけで完結できる
方法です。是非ともご教授頂きたいです。
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登録してこのコミュニティに参加するなお私の知っている方法は以下の通りです。
Hardware IO Tools
に付属しているNetwork Link Conditioner
を利用する方法。ケーブルモデムやパケットロスの発生した3Gなどの通信状態のセットが付属しています。パケットロス率も設定できて便利です。
最近はXCode
の付属ではなくなったようです。Mac限定というのがネックです。
-netspeed
パラメータに帯域制限を、-netdelay
にレイテンシの幅を指定できます。こちらもEDGEやHSCSDなど通信規格ごとの概算値が入っているものの、入っているデータが規格レベルで、かつ国内で採用された通信規格への読み替えが必要となります。
たとえばFiddler2にはモデム回線をシミュレートする機能が付いています。
デフォルトで存在する設定はそれだけで、さすがに今日日56kモデムは遅すぎるので、設定をカスタマイズして利用する必要があります。