ファイル名を data1.txt
から data100.txt
まで繰り返すには、str.format()
関数が使えます。たとえば変数 i
が 1
から 100
まで繰り返すとき、'data{}.txt'.format(i)
と書くと data1.txt
から data100.txt
までを繰り返せます。
また、読み込んだ 100 個のファイルデータをそれぞれ格納するには、長さが 100 のリストを作る方が良いでしょう。data1
から data100
までの 100 個の変数を作るのではなく、data
という変数を作り data[0]
から data[99]
までで参照できるようにしよう、ということです。
これらを踏まえ、たとえば下のように書けます。
data = [None] * 100
for i in range(100):
f = open('file/data{}.txt'.format(i + 1), mode='r', encoding='utf-8')
data[i] = f.read()
f.close()
もっと言うと、これだと read()
している間にエラーが起こると close()
されないかもしれないため、次のように with
を使って書き直した方が良いです。このことは Python 3 のチュートリアルに書かれています。
data = [None] * 100
for i in range(100):
with open('file/data{}.txt'.format(i + 1), mode='r', encoding='utf-8') as f:
data[i] = f.read()