Mac も Windows も Unix/Linux も人が作ったものですから同じように欠陥/不具合があってしかるべきで、アーキテクチャ面では大差ないと考えるべきでしょう。実際 Mac 向けのマルウエアはいくつも報告されています。例を挙げても良いのですが広告になりそうなのでリンク略。
マルウエアを作る側からすると最小の努力で最大の成果を挙げたいわけです。 Mac ユーザと Windows ユーザでは後者のほうが多いので Windows を狙うことが多いだけです。なので相対的に Mac のマルウエアは目立たないだけで0ではない。
利用者層の違い
Mac や Linux では通常の作業を管理者権限で行う人は少ないはず。一方で Windows XP の頃はめんどくさいという理由で管理者のまま通常作業をしていた人が少なからずいました。そのため感染させるのが簡単だったのですが、それは利用者層の違いというべきか意識の違いというべきか?まあ Linux ユーザでも無節操に sudo
してしまえば同じことですけど。 Vista 以後は UAC のおかげで感染しにくくなっているはずです。まあそれでもユーザが無節操に「はい」を押すと意味がないわけで結局ユーザのリテラシーの問題かも。
システム的に攻撃者に利用されやすいところがどこにあるかを知る
そりゃもちろん「外部とのインターフェイス」部です。バッファオーバーフローするような長い入力とか シングルクォート OR 1=1
のような典型的 SQL インジェクション攻撃とか。
あるいはプラットフォームによらず広く使われているソフトなんか狙い目です。たとえば OpenSSL は Mac Windows Linux で共通に使われていてソースコードも公開されていて、それでも Heartbleed 脆弱性なんてものを出しちゃいました。
よりセキュアに
Web API の話でしょうか?それとも一般的にプログラムの話でしょうか?プログラム一般の話であるとして
- 言語仕様をより安全な方向に振っている言語を使う
- C/C++ など性能優先、安全はプログラマが担保する言語を使うなら仕様だの挙動だのを「理解して使う」しかないでしょう。
有名な php 5.3.7 の crypt
関数の脆弱性事件
https://blog.tokumaru.org/2011/08/php537crypt.html
は仕様を確認しないで修正してしまった例です。
個人的には Yuki Inoue さんの質問は「答えがひとつでない」ものばかりなので微妙に SO 向きではない気がします。もう少し「短く答えられる」よう工夫していただけるとうれしいかと。
# この回答もこんなに長くなっちゃいましたし・・・