今までC++やC#を触っていたのですが、たまにpythonも触っていました。
先日pythonのイテレータを見ていたら、イテレータの終了がraise StopIteration()
で規定されていて、違和感を感じました。
C#等では「例外のcatchはかなり遅い」というのが常識だと思っていました。
少なくとも、こういう場面で安易に用いるようなものではないと思います。
もしかして、pythonでは例外処理はそこまで遅くないのでしょうか?高頻度でraise
しても大丈夫でしょうか?
今までC++やC#を触っていたのですが、たまにpythonも触っていました。
先日pythonのイテレータを見ていたら、イテレータの終了がraise StopIteration()
で規定されていて、違和感を感じました。
C#等では「例外のcatchはかなり遅い」というのが常識だと思っていました。
少なくとも、こういう場面で安易に用いるようなものではないと思います。
もしかして、pythonでは例外処理はそこまで遅くないのでしょうか?高頻度でraise
しても大丈夫でしょうか?
同じ質問が英語の方でありました。
https://stackoverflow.com/questions/20115954/would-a-stopiteration-make-python-slow
要は StopIteration
に関してはコストが大きくならないように対処されていて、そのへんはPEP0234で言及されているとのことです。
https://www.python.org/dev/peps/pep-0234/
Pythonでもほかの例外の捕捉のコストは基本大きいですよ。ドキュメントに書いてあるとおり、
実際に例外を捕捉するのは高価です。
(※ただし StopIteration
は除く)
です。
Pythonの例外はゼロコストではないものの、高価でもない、と言われています。
try/except ブロックは例外が送出されなければ極端に効率的です。実際に例外を捕捉するのは高価です。
実際に計測した例。