javascriptではリテラル形式でオブジェクト(オブジェクトリテラル、オブジェクトリテラル表記法)を作成できるので「値を代入している?」と考えてらっしゃるかもしれません。
実際、略式で記載されているものをキチンと書くとこうなります。
new演算子を使用した初期化で作成されたものをインスタンスと呼びます。
var obj = new Object();
var arr = new Array();
また、別の言語では変数宣言型(Integer,String,Booleanなど)によって代入できる型に制限があったりしますが、
javascriptの変数宣言であるvar
は代入される値によって任意の型に変わります。
//number
var n = 1;
console.log((typeof n));
//string
n = "one : " + n;
console.log((typeof n));
//object(Array)
n = new Array();
console.log((typeof n));
//object
n = new Object();
console.log((typeof n));
//function
n = function(){ alert("Hello world"); };
console.log((typeof n));
上記を見て「ArrayもObjectって出てるじゃないか」と思うかもしれませんがjavascriptでのインスタンスは全てobject型となります。
javascriptにおけるArrayとは下記になります。
- 真偽判定で偽となる値ではない
- "object"型である
- "length"プロパティがある
- "length"プロパティが数値である
- "length"プロパティが列挙不可
- "splice"関数を保持
オブジェクト名の認識が下記のようなことであればその通りです。
var obj = {};
//変数名として
obj["val1"] = "value one";
//オブジェクト名として
obj.val2 = "value two";
console.log(obj);