centos は使っていないので一般論ですが
A1.
php-fpm は FastCGI Process Manager なので php を FastCGI で動かす場合に必要です。
apache httpd
から php を使う場合には2通りあって
- CGI として使う (FastCGI もこっち)
- Module として使う
ウチの部内サーバでは Module にしていますから php-fpm は不要ということになります。
CGI/Module どっちを使うかはサーバ運用者の判断ですね。
# apachectl -M
と入力するとロード済みモジュールが確認できます。ウチの部内サーバでは php5_module (shared)
と表示されました (php7 にアップデートしてないのはインターネットにつながってない閉鎖環境における野良ビルドのため)
A2.
デフォルト状態、つまり # apachectl start
とだけ入力して apache httpd
を起動するときに使われる conf ファイルは # apachectl -V
で確認できます。
ウチの部内サーバの httpd 2.4.20 で # apachectl -V
すると
Server Compiled with....
-D HTTPD_ROOT="/usr/local/apache2"
-D SERVER_CONFIG_FILE="conf/httpd.conf"
なので デフォルトでは /usr/local/apache2/conf/httpd.conf
が使われます。
デーモンの起動スクリプトで明示してれば当然そっちが使われます。その辺は要確認。
おまけ
apache httpd
2.4.x 系列で php を使いたいのであれば httpd.conf
にて(あるいは httpd.conf
から Include
させる追加 conf
で)
LoadModule php5_module modules/libphp5.so
PHPIniDir conf/extra
<FilesMatch "\.(php|php5|phtml)$">
SetHandler application/x-httpd-php
</FilesMatch>
のような記述が必要です。 (php7 なら適宜直してください)