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Link先で、下記式が掲載されているのですが、意味が分かりません。

画像の説明をここに入力


Q
・これは座標ですか?
・どうして[]で囲っているのでしょうか?
・どうして縦に並べているのでしょうか? X,Yのように横に並んでいない理由は?
・これが、バーンスタイン基底関数ですか?
・それとも、二項係数??

3 件の回答 3

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・これは座標ですか?

はい。二次元座標を表しています。

・どうして[]で囲っているのでしょうか?
・どうして縦に並べているのでしょうか? X,Yのように横に並んでいない理由は?

ベクトルには横ベクトルと縦ベクトルという2つの表し方があります。
ベクトルも行列だと思うと、(1×2)行列か(2×1)行列かの違いです。
ベクトルを横にするか縦にするかは流儀によって異なります。
慣習的に縦か横を決めたり、スペースの都合に合わせて決めたりします。
日本の高校数学だと横ベクトルが多いかもしれませんが、大学数学だと縦のことも多いです。
カッコが [ ] になっているのは、ベクトルのカッコをそう書いているだけでしょう。 (丸括弧でなくても良いというだけです。)

・これが、バーンスタイン基底関数ですか?
・それとも、二項係数??

これは、1次の場合のバーンスタイン多項式に t = 0.5 を代入した形です。二項係数ではありません。

一般のn次バーンスタイン多項式 P(t) は、制御点が P₀, P₁, …, Pₙ とあったときに、下の式で表されます。ただし ₙCᵢ は二項係数です。

一般のバーンスタイン多項式です

「バーンスタイン基底関数」は、上の式で赤い下線を引いた部分のことです。
バーンスタイン多項式はバーンスタイン基底関数と制御点を掛けて足したもの(つまり、線型結合したもの)になっています。

これに n = 1 を代入すると、記事にもあるように、1次の場合のバーンスタイン多項式が出てきます。

n = 1 のときのバーンスタイン多項式の導出です

上の式は t をパラメータとした多項式であり、0≦t≦1 のとき、図形としては線分 P₀P₁ を表しています。
たとえばこの式に t = 0.5 を代入すると、質問文の中に書いてある 0.5(P₀ + P₁) という式が出てきます。

また、上と同様に n = 2 の場合を求めると、2次の場合のバーンスタイン多項式、つまり、(2次)ベジエ曲線の式が導出できることが分かると思います。

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  • 「バーンスタイン多項式はバーンスタイン基底関数と制御点を掛けて足したもの(つまり、線型結合したもの)」。この説明が分かりやすかったです。最初数式を見て「うわ」と思ったのですが、 n に色々代入した具体例を提示いただいたので、ようやく何をやってるか分かりました。大変参考になりました!
    – re9
    2017年7月27日 23:43
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・これは座標ですか?
・どうして[]で囲っているのでしょうか?

単純に行列です。1x2行列ですから座標といってもいいです。

・どうして縦に並べているのでしょうか? X,Yのように横に並んでいない理由は?

結局のところ座標を表示したいだけなので、1x2行列でも2x1行列でもよいわけです。
リンク元ページ作者は1x2行列で表記しただけです。
あなたが気に入らないなら1x2でも2x1でも、お好きなほうでどうぞ。

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リンク先で言うP0, P1は、いわゆるベクトルです。
点(座標)Pをベクトルで表して
原点Oから点P0へのベクトル

OP0を略して

→ →
P0,P1

→を略して

P0,P1と言ってます。

線分
__
P0P1をP0からP1へのベクトルとすると、


P0P1は、

ベクトルP1-ベクトルP0

P1 - P0で、
中間の点は
(基点とするベクトルP0)+(P0からP1へのベクトル)×比率(リンク先ではt)
まとめると
P0+(P1 - P0)t
P0(1-t)+(P1)t
(1-t)P0+tP1となります。

ベクトルP0をいわゆるデカルト座標系(x-y座標)であらわすと、
P0=(P0x, P0y)
P1=(P1x, P1y)
となって、
(1-t)P0+tP1をこちらで書き直すと
((1-t)P0x+tP1x, (1-t)P0y+tP1y)
tが0.5の時
(0.5(P0x+P1x), 0.5(P0y+P1y))
になります。

・どうして[]で囲っているのでしょうか?

[ ]で囲っているのはこれが行列表現だということだと思います。

・これは座標ですか?

中間の点を(x,y)座標表現にして行列で表現したものですので、座標(中間点へのベクトル)です。

・どうして縦に並べているのでしょうか? X,Yのように横に並んでいない理由は?

表現としては縦でも横でもいいですが、
おそらく、
例えば、2元1次方程式などを行列表現するときに、

ax+by=c
Ax+By=C

|a b||x| |c|
|   || |=| | 
|A B||y| |C|

のように書かれることが多いので、それにならったものだと思われます。

・これが、バーンスタイン基底関数ですか?

「バーンスタイン基底関数」についてよく知りません。
これが一番単純な形の「バーンスタイン基底関数」なんですかね?よくわかりません。

・それとも、二項係数??

既に説明した通りで、中間点の座標を表現しています。
二項係数」ではありません。

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  • 「リンク先で言うP0, P1は、いわゆるベクトルです」。これはベクトルなのですね、全く気が付きませんでした。「中間点」の算出式詳細も、参考になりました
    – re9
    2017年7月27日 23:24

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