HTML5日本語訳サイトform要素によると、
form要素は、処理のためにサーバーに送信できる編集可能な値を表すことができる一部で、フォーム関連要素のコレクションを表す。
とあって、
- サーバーに(内包するフォームコントロールの内容を)送信可能である。(送らなくてもいい)
- フォームコントロールのコレクションである。(ひとまとめにしている)
ということですね。
APIの方でみると、
form . submit() フォームを送信する。
form . reset() フォームをリセットする。
form . checkValidity() フォームのコントロールがすべて有効である場合はtrueを返す。そうでなければfalseを返す。
があって、
「送信・リセット・バリデーションの総括」ができる。
ということですね。
ひとくくりになっている例としては、
(あまり良い例ではないかもしれないけど、)
console.log(document.getElementsByName("text1")[0].value);
console.log(document.form1.text1.value);
<input name="text1" value="text1" />
<form name="form1">
<input name="text1" value="text_1-1" />
<input name="text2" value="text_1-2" />
</form>
のようにフォーム内のコントロールの名前はフォーム名にぶら下がるってとこですかね。
つまり同じ名前のinput 要素があってもフォームでくくられているために区別が容易である。
(これが単独バラバラで同じ名前(機能から同じ名前を付けたいような場合(例えば、名前を入力させたいフィールド名にはname1,name2とかじゃなく単にnameと付けたい)として)だと要素を特定するのが(ひとつめの例でわかるように)やっかいです)
input 要素を置ける場所については、
リンク先input要素によると、
この要素を使用できるコンテキスト:
フレージングコンテンツが期待される場所。
となっていて、フレージングコンテンツとは、いわゆるテキストが書けるような、インライン要素を置ける場所です。
つまり親要素は別にform要素でなくても構いません。(formとは別に独立して使用可)