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オペレータオーバーロードしたいです。単純な Struct ならいいのですが、 Rc<Struct>std::op::Add を実装させようとすると、コンパイルできません。解決策はあるでしょうか。

use std::rc::Rc;
use std::ops::Add;

struct Struct;

// コンパイルできない
impl Add for Rc<Struct> {
    type Output = Rc<Struct>;
    fn add(self, rhs: Self) -> Self::Output {
        Rc::new(Struct{})
    }
}

// コンパイルできる
impl Add for Struct {
    type Output = Struct;
    fn add(self, rhs: Self) -> Self::Output {
        Struct{}
    }
}

fn main() {}

コンパイルエラーのメッセージは以下です。

error[E0117]: only traits defined in the current crate can be implemented for arbitrary types
  = note: the impl does not reference any types defined in this crate
  = note: define and implement a trait or new type instead
  • 1
    回答ではないのでコメントで補足しますが、この種のimplが認められなくなったのはRFC 1023 github.com/rust-lang/rfcs/blob/master/text/… による意図的な変更のようです。正確なorphan規則もここに書いてあります。 – Masaki Hara 17年5月18日 6:43
  • リンクありがとうございます。面白そうなので時間があるときに読んでみますー – perrier 17年6月4日 9:13
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traitを実装する場合、型かtraitのどちらかが定義されているcrateである必要があるため、Rc<Struct>Addを実装することは直接はできません。
(なお、impl Add<Struct> for Rc<Struct> {...}のようなことは出来る)

よく行う代替手段としては、いわゆるnewtype patternと呼ばれる方法で、

struct RcStruct(Rc<Struct>);

のように型を新しく定義してその型に対してAddを実装します。このままだとRcStructRcの関連関数を使えないので、DerefDerefMutを実装しておきます。

impl Deref for RcStruct {
    type Target = Rc<Struct>;
    fn deref(&self) -> &Self::Target {
        &self.0
    }
}

(DerefMutは略)加えてIntoFromを実装しておくとRc::new(...).into()RcStructを生成できます。

impl Into<RcStruct> for Rc<Struct> {
    fn into(self) -> RcStruct {
        RcStruct(self)
    }
}

これで以下のようにAddを実装します。

impl Add for RcStruct {
    type Output = RcStruct;
    fn add(self, _rhs: Self) -> Self::Output {
        Rc::new(Struct {}).into()
    }
}
  • なるほど newtype + Deref ですか... パターンとして覚えておくのがいいですね。あと .into() で生成するのもスッキリしてていいですねぇ – perrier 17年5月12日 2:57

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