先に回答している方がおっしゃるとおり、そのようなCopは存在しません(ちなみに、CopというのはRuboCopにおけるルールの単位です)。
また、偽陽性の警告が非常に多くなると思われるため、そのようなCopを作成したとしても、RuboCop自身に含むことはないとおもいます。
例えば、以下のように String クラスにも []
メソッドは定義されています。
https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/class/String.html#I_--5B--5D
x = "hoge"
x[1, 2] # => "og"
そのため、単純にコードを見ただけでは hoge[1, 2]
は Array に対するメソッド呼び出しなのか String に対するものなのかが区別できないため、偽陽性の原因となってしまいます。
そのため、RuboCop ではなく別のツールを使ってみてはいかがでしょうか?
例えば querly というツールでは、このようなルールを手軽に自分で定義することが可能です。
https://github.com/soutaro/querly
# querly.yaml
rules:
- id: array.slice
pattern: "[](_, _)"
message: 'array[x, y] でなく、array.slice(x, y) を使用して下さい'
before: 'array[x, y]'
after: 'array.slice(x, y)'
上記の内容をquerly.yaml
として保存した上で、querly check .
とコマンドを実行することで期待した検査を実行することが可能です。
このツールは Rubygems で配布されているため、gem install querly
としてインストールすることが可能です。