Linuxでディレクトリの権限が下記のようだとします。
drwxrwxr-x 2 root test 9999 7月 12 11:52
このファイル以下のディレクトリにファイルが作成されたときやコピーされたときに
自動でディレクトリと同じ権限にすることは可能でしょうか?
設定方法などご存知の方がいらっしゃいましたらご教授いただけると幸いです。
Linuxでディレクトリの権限が下記のようだとします。
drwxrwxr-x 2 root test 9999 7月 12 11:52
このファイル以下のディレクトリにファイルが作成されたときやコピーされたときに
自動でディレクトリと同じ権限にすることは可能でしょうか?
設定方法などご存知の方がいらっしゃいましたらご教授いただけると幸いです。
質問を「 /usr/local/bin
に自作ツールをインストールして全ユーザで使うには」とします。
たとえば普通に GNU 系のツールを野良ビルド・インストールする際においては
$ ./configure [options]
$ make
$ sudo make install (ないしは su して make install)
すれば /usr/local/bin
に root
オーナーのバイナリが -rwxr-xr-x
権限 (なりもっと適切な権限) でコピーされ、全ユーザが実行できるはずです。
なので、この質問に対する解答を書くならば
たいていの GNU ツールはインストールスクリプトが自動で権限を設定してくれるので、とりたてて何もする必要は無い。
非 GNU ツール、たとえば自作シェルスクリプトを /usr/local/bin
にインストールして全ユーザで使うのであれば
$ cp myscript /usr/local/bin/myscript
$ chmod [適切な権限] /usr/local/bin/myscript
$ chown [適切なユーザ] /usr/local/bin/myscript
となるでしょう。ここで [適切な] はケースバイケースで正解は1つではありません。
何が適切かはセキュリティポリシーとかから決まる内容であって、議論を開始するなら
- PATH
に /usr/local/bin
を含めるか、含めるならどの位置に置くか
- sudo
を一般ユーザに認めるか否か
- /usr/local/bin
へのファイル書き込みを一般ユーザに認めるか否か
- 野良ビルドしたツールを使うことを認めるか否か (パッケージ以外は認めないとか)
- 特定ユーザが自作したツールを他人が使うことを認めるか
あたりからになってしまいます。
その辺は組織で運用すべきポリシーですし、話し合って決めるのがよいでしょう。
まぁソレが良いか悪いか、運用が悪いとかどうとか置いといて
表題に記載されている内容を実現したいのであれば
inotify-toolsで特定ディレクトリを監視して、
chown
で親ディレクトリごと指定権限に変更してしまってはどうでしょうか?
……と、ここまで記載して既にqiitaに記事があったことに気づきました。
CREATE
やMOVED_TO
にイベントを貼ればダウンロード以外にも使えるのではないでしょうか?
詳しいことは分からないですが、
root
で弄ってて別のプロセスの権限にしたいとかですかね?
自分であれば常にroot
触ってて、事故が起こると悲惨なので……
アップロード用のユーザ作って、そのユーザにプロセスの実行権限渡しますかね……
「ディレクトリと同じ権限にすることで実行できる」をもう一段踏み込んで、どのような権限にすれば実行できるかが重要ではありませんか?
とコメントした点にもつながるのですが、
実行できる/できない原因によってはディレクトリに対してchmod g+s dir
を指定することで解決できる場合があります。
g+s
(setgid)されたディレクトリにファイルを作成すると、作成されるファイルのグループはディレクトリの値を引き継ぎます。質問の場合ディレクトリがtest
グループですので、作成されるファイルもtest
グループになります。
直接解決できなくとも、グループが引き継がれることを前提にグループ・パーミッションを設計することで解決できるかもしれません。
結局のところ、問題点を整理し原因を特定し解決するほかなく、闇雲に質問しても当てずっぽうな回答しかできません。その場合、「質問内容がはっきりしない」でクローズされ得る点にも注意してください。
目的が「ユーザを変更しても/usr/local/binのコマンドが実行されるようにしたい」であれば、/usr/local/binにコマンドをインストールするときにinstallコマンドを使うのが定石かと思います。デフォルトでパーミッションが-rwxr-xr-x
に、-m
オプションで指定すればパーミッションを指定できます。