0
enum Optional2<T> : ExpressibleByNilLiteral {
    case None
    case Some(T)
    init(){
        self = .None
    }
    init(_ some: T){
        self = .Some(some)
    }
    init(nilLiteral: ()){
        self = .None
    }
}

  
let v1 : Optional2 = 10        // ERROR
let v2 : Optional2 = Optional2(10)    // OK
let v3 : Optional2 = Optional2.Some(10) // OK
let vnl : Optional2 = nil         // OK

上記のERRORは、本当のオプショナル型の場合、代入できますが、
上記の列挙型では、コンパイルエラーとなります。
代入演算子を作成しようと思ったのですが、実装に失敗します。
static func = (lhs: Optional2 , rhs: T)->Void{}

3
  • あなたが調べられた事実を列挙されているだけで、「質問」に当たるのが何なのか明記されていません。何をお尋ねでしょうか?
    – OOPer
    2017年1月30日 11:17
  • let v1 : Optional2 = 10        // ERROR を解決する方法があるのでしょうか?
    – TAKA
    2017年1月31日 1:20
  • お尋ねになりたいことはコメントではなく、ご質問の本文中にご記載ください。
    – OOPer
    2017年1月31日 11:48

1 件の回答 1

1

let v1 : Optional2 = 10        // ERROR を解決する方法があるのでしょうか?

ありません。


Optional型の実態はこのようなenum型です」と言う解説をどこかで見つけられて、「それなら同じ構造を持つenum型を定義すれば、Optional型と同じ動作をさせることができるのか?」と言う疑問を持たれてお試しなのだと思いますが、結論は上記の通りです。

あなたが ERROR と示された例(が動いたとしたら)ではT型が自動的にOptional2<T>型に変換されているわけですが、このような動作は本物のOptional型に特有のもので、同内容のenum型を定義しても同じ動作は起こりません。Swift言語の開発スタッフはこのような状況をcompiler magicと呼んでいましたが、日本語の語感に合わせて言い換えると「Optional型はSwiftコンパイラーから特別扱いを受けている」と言った方が良さそうです。

Swift 4での文字列型のあり方について論じたこの文書の中では、

Int is a subtype of Optional<Int>

と表現している部分があるのですが、もちろんSwiftの言語上の機構としてはサブタイプと言う概念はなく、コンパイラー内部の問題か、もしくはコンパイラー製作者の概念の問題で、Swift言語を使うプログラマーがデータ型間にサブタイプの関係を定義できるわけではありません。コンパイラーがOptional型を特別扱いして、「サブタイプ」と呼びたくなるような動作を実現しているわけです。

他にも自前のOptional風データ型をif-letなどのOptional-bindingで使えるようにする方法もありません。

Optional型の基本的な構造はenumだが、その様々な振る舞いはコンパイラーの特別扱い(compiler magic)によって成り立っている

とご理解ください。


なお、Swiftでは代入演算子=はユーザ定義不可なので、代入演算子のオーバーロードによって解決することもできません。

この質問に回答するには、ログインする必要があります。

求めていた回答ではありませんか? のタグが付いた他の質問を参照する。