Haskell でちょっとしたツールを記述する際に、いちいちプロジェクト (というかビルド設定など) を作成し、スクリプトに修正を加えるたびにビルドをいちいち回しなおすのは、手間です。
実行可能スクリプトとして、 Haskell を記述することはできないでしょうか?
Stack を使っているなら、stack exec
と組み合わせることで連携できます。この方法は GHC のバージョンの指定や外部パッケージの追加など、よりきめ細かい設定をすることができます。
$ stack exec -- runghc HelloWorld.hs
Hello World!
あるいは
$ stack runghc -- HelloWorld.hs
Hello World!
Yuki Inoue さんの回答のように、この方法はより簡略化でき、また shebang にすることもできます。
Shebang として書いたとき、バージョン指定は以下のように行えます。
#!/usr/bin/env stack
-- stack --resolver lts-3.2 --install-ghc runghc
main = putStrLn "Hello World!"
(上のコードは、James Brock さんによる Stack Overflow への投稿を引用しました。)
Stack 関係なく一般的には runhaskell
が使えます。GHC を使っているなら runghc
も使えます。
$ runhaskell HelloWorld.hs
Hello World!
また、shebang を書けば実行可能ファイルとすることもできます。
#!/usr/bin/env runhaskell
main :: IO ()
main = putStrLn "Hello World!"
$ chmod +x HelloWorld.hs
$ ./HelloWorld.hs
Hello World!
Stack を利用すると可能でした。
詳細: https://docs.haskellstack.org/en/stable/GUIDE/#script-interpreter
以下、実行可能 hello-world.hs の抜粋です。
#!/usr/bin/env stack
-- stack --resolver lts-3.2 --install-ghc runghc --package turtle
{-# LANGUAGE OverloadedStrings #-}
import Turtle
main = echo "Hello World!"