fowl.name に何も代入されていなければ get_name 関数が、
何か代入されれば set_name 関数の引数 input_name に
その値を指定したことになります
fowl.name は
fowl.get_name() とするのと同じで
print('inside the getter')
print(fowl.hidden_name) とするのと同じです
fowl.name = 'Daffy' は
fowl.set_name('Daffy') とするのと同じで
print('inside the setter')
fowl.hidden_name = 'Daffy' とするのと同じです
self.hidden_name は hidden と名付けてあるので外からアクセスしないという前提なんでしょう。
ですが fowl.hidden_name で外からアクセスできてしまうので、
この例で getter,setter を設定する意義は print('inside the getter') することくらいしかありません。
self.hidden_name は self.__hidden_name として private にしたほうがわかりやすいですし
外からアクセスしないものは private化して name のみでアクセスするようにしたほうがわかりやすいです
return print(self.hidden_name) は getter なので
値を返すべきで return self.hidden_name とするほうが良いと思います
getter,setter は外部から「どのようなアクセスを許可するか」と
print('inside the ..') のように「関数内で別の処理を加える」ことができます
class Duck():
def __init__(self, input_name):
self.__hidden_name = input_name
def __get_name(self):
return self.__hidden_name
def __set_name(self, input_name):
self.__hidden_name = 'hello:' + input_name
name = property(__get_name, __set_name)
fowl = Duck('Howard')
print(fowl.name)
fowl.name = 'Daffy'
print(fowl.name)
# 以下はエラーになります
fowl.__get_name()
fowl.__set_name('Daffy')
print(fowl.__hidden_name)
fowl.__hidden_name = 'Daffy'
name 以外をプライベート化することで
def __get_name(): ... と property の __get_name を削除すれば
外から __set_name で値を設定することはできても取得はできなくなります
同様に __set_name を削除すれば値の取得はできても設定はできなくなります
name = property() は @property で同じことができるので詳しくは 「デコレータ getter setter」 とかでぐぐってみてください
ちなみに private化 しても fowl._Duck__hidden_name でアクセスできたりします。 unittestとかで使うかもしれません