clone
一発、というわけにはいかないのですが…
管理対象ファイルにassume unchanged bit
を設定すると、そのファイルは変更されていないものとみなして変更検知処理がスキップされます。結果としてgit status
の速度が向上します。
git-update-index
マニュアルより:
When the "assume unchanged" bit is on, the user promises not to change the file and allows Git to assume that the working tree file matches what is recorded in the index.
[中略]
This is sometimes helpful when working with a big project on a filesystem that has very slow lstat(2) system call (e.g. cifs).
設定コマンドはgit update-index --assume-unchanged ファイル名
です。
留意点としては、設定対象はファイルなので、今回のように特定ディレクトリ以下を、ということであればそれら全てのファイルを指定しなければなりません(参考)。
あるいは、同じくgit-update-index
マニュアル内に記述があるUntracked cache機能も有用かもしれません。
こちらは変更検知処理をスキップするのではなく簡略化するだけなので、前述の"assume unchanged" bit機能よりは保守的であると思います。
git update-index --test-untracked-cache
で本機能が利用可能であるかを確認し、OKならばgit config core.untrackedCache true
で有効化できます。
この機能については以下で解説されている方がいらっしゃいました。
(補足: 排他的な機能ではないので両方有効にすることもできます)