現在、CUDAを用いたプログラミングを行っています。
そこで、CPU側の処理時間を正確(ミリ秒もしくはマイクロ秒)に測りたいです。
以下のような時間測定用の関数がありますが、結局どれを使えばいいのでしょうか。
- clock()
- GetTickCount()
- QueryPerformanceCounter()
文言「処理時間」をどう解釈するかで話は違ってきます。
1.ジョブ投入から終了までの経過時間(その間には CPU は遊んでいるかもしれない)
QueryPerformanceCounter
が面倒くさくなくてよいでしょう。
GetTickCount
が返す値もこっち。
2.ジョブ投入から終了までに CPU が実際に稼動している時間
cuda の処理は主に3つの段階から構成されていて
- ホストメモリ->GPU へのデータ転送時間
- GPGPU の計算時間
- GPU->ホストメモリへのデータ転送時間
この間ほとんど CPU は稼動していません (DMAC ががんばってくれているわけで) 。
測定してもあまりうれしくない気がします。
clock
はこっちですが解像度があまり高くないので GetProcessTime
が良いでしょう。